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【大学野球】「慶応に絶対負けたくない」明大・木本圭一が延長10回V弾「宗山さんのおかげです」

スポーツ報知 / 2024年9月30日 22時42分

ポーズを取る明大・木本圭一(左)と、主将の宗山塁 (カメラ・佐々木 清勝)

◆東京六大学野球秋季リーグ戦第3週第3日▽明大2-1慶大=延長10回=(30日・神宮)

 明大が慶大に連勝し、2勝1分けで勝ち点を2とした。延長10回先頭、木本圭一内野手(3年=桐蔭学園)が勝ち越しの左越えソロを放つなど、4打数2安打2打点と躍動した。

 見逃せばボール球。木本がそんな内角高め直球を強振した。打球は大きな弧を描き、左翼席に着弾する。今季1号、決勝のソロアーチだ。8回から2番手で救援した慶大のエース・外丸東真(3年=前橋育英)からの一撃。7回の先制適時二塁打に続き、暴れまくった。

 「自分は高めを打つのが得意なので。大きな1点を取れてうれしいです」

 紫紺の二塁手として、今秋ドラフトの目玉・宗山塁遊撃手(4年=広陵)と二遊間を組む。宗山からは「ちょっと前に突っ込んでいるので、その場で回転するイメージで」と助言をもらい、見事に結果へつなげた。一緒に会見に臨み、「宗山さんのおかげです。大きな存在。落ち着いていて、カッコいい先輩です。尊敬しています」と笑わせた。宗山は「どんな場面でも物おじしないで、自分の力を出せる選手」と称賛した。

 2021年、桐蔭学園3年夏の神奈川大会では1回戦で慶応と激突。4-5で初戦敗退した。「明治に入って、あの夏に戦った慶応の選手も試合に出ている。慶応に絶対負けたくない思いは、誰よりも強いと思っています」と気合いをにじませた。

 先発したエース右腕・高須大雅(3年=静岡)が7回途中、右肘の違和感で途中降板のアクシデント。そんなチームの危機を一振りで救った。田中武宏監督(63)も「右左、いろんなタイプに得手不得手がない打者。上を打たせたい気持ちもある」と期待を込めた。「次も厳しい戦いになると思うが、優勝へ必死に勝ち点を取りたい」と木本。3季ぶり天皇杯奪回へ、一戦必勝で勝ちに行く。(加藤 弘士)

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