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MLBが「透けるズボン」で不評の新素材ユニホームを“変更”へ 25年は球宴ユニホームも原点回帰

スポーツ報知 / 2024年10月2日 11時47分

 MLBは1日(日本時間2日)までに2つのユニホーム変更を発表した。

 1つは来季のオールスターは各選手が自チームのホーム、ビジター用のユニホームを着用する形に戻る。19年までは同様の形だったが、20~24年はア・リーグ、ナ・リーグで統一された特別デザインのものを着用していた。来季も球宴前日のホームランダービーなどで特別ユニホームを着用するが、ダービーに出場する選手は通常仕様になるという。

 もう1つは来季から“不評”だったユニホームに変更が加えられる。今季から新たに採用された新素材のユニホームはナイキ社がデザインし、ファナティクス社が製造。従来より軽量で伸縮性や通気性が向上したとされるが、「透けるズボン」などへの不満が選手から相次いでいた。変更は25年から開始され、26年シーズン開幕までに完全に実施される予定だ。名前の文字を大きくすること、ズボンをフルカスタマイズに戻すことなど、選手らの要望に対応していくようだ。

 生産スケジュールの都合上、全ての変更を25年シーズンに間に合わせることはできないが、23年までの生地で作られたビジター用のユニホームはキャンプまでに完成し、26年からは全てのユニホームが23年シーズン以前の素材に戻る。

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