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特大弾で衝撃デビュー!巨人に育成新加入の新助っ人が初実戦で来日初本塁打「いい出だしになった」

スポーツ報知 / 2024年10月3日 5時30分

3回1死一塁、左越えに勝ち越し 2ランを放つマレク・フルプ(カメラ・竜田 卓)

◆プロ・アマ交流戦 巨人2軍3―1日立製作所(2日・ジャイアンツ球場)

 巨人と育成契約を結んだチェコ出身のマレク・フルプ外野手(25)が2日、来日初本塁打を放った。初実戦となった2軍の日立製作所戦(G球場)に「6番・右翼」で先発し、同点の3回1死一塁、相手左腕の直球系を左越えへ。防球ネット直撃の特大2ランとし、「1打席目(遊ゴロ)は少し直球に遅れている感じがしたので、タイミングを合わせることを意識した。いい出だしになった」と笑顔を見せた。

 ブランクも関係なかった。前夜は「本当にワクワクして眠れなかった」と“デビュー戦”を興奮の中で迎えると、約1か月ぶりとなった試合のテーマを「実戦に慣れる、感覚を戻す」ことに設定。初回2死満塁は凡退したが、この日2スイング目で打球速度170キロに迫る特大弾を放った。

 今後はフェニックス・リーグに参加予定で「素晴らしい環境にいるので、とにかく成長するように頑張っていきたい」。「これからジムに行って、次は(防球ネットを)越すよ」。潜在能力豊かな大砲が、最高のスタートを切った。(小島 和之)

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