大谷翔平はＤＨ選手のベストシーズン、真の評価は１０月次第…ドジャース番記者が今季成績予想“答え合わせ”

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１日（日本時間２日）、９月の月間ＭＶＰを受賞した。移籍後の受賞は初めてで、通算５度目。１０本塁打、３２打点、１６盗塁、ＯＰＳ１・２２４などがＭＬＢ全体でトップだった。また、ワイルドカードシリーズ（ＷＣＳ）からメジャーのポストシーズン（ＰＳ）が開幕。初戦ではパドレスが勝って、ドジャースとの地区シリーズ進出へ王手をかけた。ド軍番記者４人は、開幕前の自身の予想を振り返りながら、大谷のＰＳでの活躍を占った。

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　幻想的な活躍だった。俺の予想は１０点満点で８点くらいかな。ドジャースが彼に期待していたこと全てかそれ以上にやった。「５０―５０」、チームの本塁打記録（４９本）を塗り替えて、３冠王もあと一歩。ＤＨ選手のベストシーズンだった。

　プレーオフは毎試合、ＷＢＣ決勝のような雰囲気だけど、彼はＷＢＣでもいいパフォーマンスだった。プレーオフでも貢献できると思う。過去２年はベッツ、フリーマン、カーショーら主力が結果を出せなかったが、原因はプレッシャーだけとは言えない。調子がたまたまその時期に悪かったというだけだろう。

　翔平は重圧には強いと思う。これまで誰もやったことのないことをやってきた選手なのだから。ドジャースがこれまでいろいろしてきたこと（補強など）の成果が判断されるのは１０月なんだ。（ワールドシリーズでは）２０年から勝てていないのだから、１０月の結果を見ないと本当の意味での翔平の今年の働きぶりは評価できないね。