タイガースが８回に再逆転 代打イバネスが抑えのヘイダーから満塁一掃の３点二塁打

◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ　アストロズ―タイガース（２日、米テキサス州ヒューストン＝ミニッツメイドパーク）　

　米大リーグのワイルドカードシリーズ第２戦が２日（日本時間３日）行われ、第１戦にアストロズに先勝したタイガースが８回、同点に追いついた２死満塁から代打イバネスの左翼線二塁打で勝ち越した。

　両軍無得点の試合は６回から動いた。タイガースがパーカー・メドーズの右翼ポール際への１号ソロで先制。すると７回裏、アストロズは死球と連続安打で無死満塁。代打シングルトンのゴロを一塁手が好捕するも本塁への送球がワンバウンドとなって同点。続くアルテューベの右翼への浅いファウルフライに、三塁走者のペーニャが果敢にも本塁突入。ヘッドスライディングして間一髪セーフとなって逆転となった。

　ところが８回、アストロズのプレスリーが乱調。１死から連続安打で一、三塁。ここで暴投で同点となった。１死一、二塁から３４セーブを挙げた抑えのヘイダー投入だったが、四球で満塁となった場面で代打イバネスに左翼線に運ばれた。熱狂する三塁ベンチと裏腹にスタジアムは静まり返った。