ア・リーグ首位打者ウィットがまたも勝ち越しタイムリー、ロイヤルズが２―１でリード

◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ　オリオールズ―ロイヤルズ（２日、米メリーランド州ボルティモア＝オリオールパーク）

　米大リーグのワイルドカードシリーズ、オリオールズ―ロイヤルズ戦が２日（日本時間３日）行われ、第１戦に勝ったロイヤルズが同点の６回、２死一、三塁で、第１戦で１―０の決勝打を放った、今季ア・リーグ首位打者のウィットが二塁へのタイムリー内野安打。二塁手の懸命な一塁送球より一瞬速くウィットが一塁を駆け抜けた。

　試合は１回、右手親指骨折から復帰したばかりの３番パスクアンティノの右前安打でロイヤルズが先制。５回にはオリオールズがムリンスのチームこのシリーズ初得点となるソロ本塁打で同点に追いついた。

　しかし、その後の無死満塁で今季４４本塁打のサンタンダーが一塁フライ。ロイヤルズはここで先発ルーゴから左腕セルパを投入。カウセルを空振り三振、ラッチマン遊ゴロで勝ち越しを許さなかった。