松井裕樹が登板なしも地区シリーズ進出決定でシャンパンファイト参加「最高です」 ＶＳ大谷翔平へ「いい準備」

◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ　パドレス５―４ブレーブス（２日・米カリフォルニア州サンディエゴ＝ペトコパーク）

　ナ・リーグ西地区２位からポストシーズンに進んだパドレスが、ワイルドカードシリーズでブレーブスに２連勝して、５日（日本時間６日）に初戦を迎えるドジャースとの地区シリーズ進出を決めた。

　初回に１点を先取されたパドレスだったが、２回２死走者なしから６連打で一挙５得点を奪って逆転。先発のマスグローブが４回途中で右肘の張りを訴えて緊急降板するアクシデントもあったが、５人の救援陣でつないで最後は１点差に迫られたが、元阪神スアレスが締めくくった。

　メジャー１年目ながら早くも２度目のシャンパンファイト参加となった松井裕樹投手（２８）はワイルドカードシリーズ２戦では登板がなかったが「もう、最高です。まとまりがすごいいいと思いますし、マニー（マチャド）がみんなを引っ張ってくれるので、すごいいいチームだなと思います」と笑顔を見せた。

　ドジャース、大谷との対戦へ向けては「１年目なので分からないですけど、（相手が）どこであっても勝ちたいという気持ちは一緒なので、地区で負けているのでなんとかドジャースの上に行けるようにしたいです。左バッターと（右打者が）ジグザグになっているので、自分のいい準備をしてマウンドに上がれるようにしたいです」と気合を入れていた。