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古村比呂、自身のがん闘病経験明かし「予防と検診の違いを理解した方がいい」

スポーツ報知 / 2024年10月3日 15時0分

イベントに出席した古村比呂

 2023年2月に4度目のがん発症を公表した女優の古村比呂が3日、都内で行われた「子宮頸(けい)がんワクチンに関するメディアセミナー」に出席した。

 5年ぶりに公の場に姿を現した古村は黄緑色のワンピース姿で登場。現在も抗がん剤治療をしているというが「仕事も出来る状態かなということです」と時折笑顔も。感染症の懸念等もあり「(今は)お芝居のお仕事は難しいところもある」というが、女優復帰には意欲を見せていた。

 みんパピ!副代表の木下喬弘医師とのトークセッションでは「結構長いつきあいしている」と闘病歴を一つ一つ丁寧に説明。「治療受けられるのありがたいなと思う。新しい治療薬もスローペースだけど、承認されたお薬が数か月で受けられるのは奇跡的」と感謝した。

 子宮頸がんワクチンについて話が及ぶと「(1度目に発症した)1年後(13年)に子宮頸がんワクチンの積極的勧奨の話が出て、うらやましかった。頸がんが予防できたんだって」と当時を振り返った。木下氏にワクチンの進化や効能期限などについて質問し、うなずきながら話を聞いていた。

 最後に「罹患者として予防と検診の違いを理解した方がいいかなと思う」と強調。「『頸がんは検診で予防できます』というリーフレットをもらってきた世代。ワクチン怖くてもリーフレットには検診すれば大丈夫と書いてある」と思い込みで判断してしまうことに警鐘を鳴らし、「予防できるのはワクチン、検診はがんの発見」と重ねて強調した。

 同イベントでは、医療情報を発信する「エムスリー総合研究所」が子宮頸がんワクチンの接種の現状と短期接種の紹介。1997年度から08年度までに生まれた女性で、定期接種の対象年齢(小学6年から高校1年)の接種を逃した人が公費接種の対象となる。25年3月までに3度の接種が必要となり、11月28日が1回目のラストチャンスであることを強調した。

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