兵庫の鴨宮祥行騎手が初の年間１００勝 今年のダービージョッキーとして「恥じないレースを心がけている」

鴨宮祥行騎手

　兵庫県競馬に所属する鴨宮祥行騎手（３０）＝西脇・栗林徹治厩舎所属＝は３日、園田競馬場で行われた第９レース（サラ３歳以上Ａ１、Ａ２混合戦、ダート１７００メートル）で３番人気のエントラップメント（牝４歳、西脇・盛本信春厩舎、父マジェスティックウォリアー）に騎乗し、ゴール前の接戦を制して今年１００勝目を達成２０１２年４月の初騎乗以来、１２年目で初の“大台”超えとなった。

　今年かかげた最大の目標をクリアして鴨宮は「思っていたより早く達成できた。関係者や騎乗馬のおかげ」と誇らしげ。「“ダービージョッキー”として恥じないレースを心がけている」と今年の兵庫優駿をマルカイグアスで勝ったことが自信につながっていると言う。「ケガなく、一つ一つ勝っていきたい」とさらなる活躍を誓った。