【東京盃】19年ぶり3歳馬V チカッパ交流重賞連勝 28年ぶり勝利の横山典弘騎手が将来性絶賛
スポーツ報知 / 2024年10月3日 20時22分
◆第58回東京盃・Jpn2(10月3日、大井競馬場・ダート1200メートル、良)=1着馬にJBCスプリント(11月4日、佐賀)への優先出走権
ダートのスピード自慢14頭(JRA5、南関東8、兵庫1)によって争われ、4番人気で横山典弘騎手が騎乗したJRAのチカッパ(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎、父リアルスティール)がV。道中は先団を見る形で最内を追走。直線で馬場の真ん中に持ち出すと、馬群を抜けて差し切った。勝ちタイムは1分11秒3。3歳馬の勝利は2005年アグネスジェダイ以来、19年ぶり。
前走の北海道スプリントカップに続く重賞連勝で、古馬と初対戦で見事に結果を出した。これで1200メートル戦は5戦4勝となった。横山典騎手は1996年のトキオクラフティー以来28年ぶりの勝利となった。
2着は8番人気で大井のマックス(御神本訓史騎手)、3着は3番人気でJRAのシャマル(川須栄彦騎手)が入った。1番人気で兵庫のイグナイター(笹川翼騎手)は6着、2番人気でJRAのクロジシジョー(戸崎圭太騎手)は5着に敗れた。3連単は21万8210円の波乱となった。
横山典弘騎手(チカッパ=1着)「(昨年11月以来の騎乗に)馬体重が増えて、とてもたくましくなりましたね。いい馬になりました。(道中内々で脚をためたのは)考えたとおり。行かせれば行くだけの脚がある馬なんですけど、スピードには対応できていたので楽でした。(外めに出すタイミングは)流れのままです。うまく回って来られたんじゃないですかね。本当にね、将来性楽しみですね。まだまだ子どもっぽいところをいっぱい残しながらこのパフォーマンスですから。また古馬になったらもっともっと強いチカッパを、この大井で見せられると思うので、応援よろしくお願いします」
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