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巨人のCS最終S先発ローテは5人合わせて貯金25 1人で貯金12をもたらしたのは今季絶好調の右腕

スポーツ報知 / 2024年10月4日 5時10分

巨人のエースとしてCS最終S初戦に先発する戸郷

 4年ぶりのリーグVを達成した巨人が盤石ローテで16日から本拠・東京Dで始まるCS最終ステージ(S)に臨むことが3日、分かった。レギュラーシーズンと同じく“開幕”を戸郷翔征投手(24)に託し、右腕とダブルエースとして大きな活躍ぶりを示した菅野智之投手(34)が2戦目に先発する。3戦目以降はF・グリフィン投手(29)、井上温大投手(23)、山崎伊織投手(25)が続く予定となった。5人で今季計貯金25のローテで日本一への道を進む。

 日本シリーズへの扉を開けるための、16日からのCS最終S。短期決戦に盤石なローテで挑むことが判明した。1勝のアドバンテージを持って第1S(阪神―DeNA)を勝ち抜いたチームと相対する決戦。まずは戸郷が先陣を切り、2戦目は菅野が続く。

 戸郷は自身初の開幕投手として今季をスタートし、主にカード頭で3年連続の自己最多12勝を挙げた。9月は4戦3勝1敗、防御率0・32と好状態で終えており、CS最終Sの“開幕投手”としても力を存分に発揮する気配が漂う。菅野も開幕から白星を重ね、リーグトップの15勝3敗と一人で貯金12をもたらした。頼りになるダブルエースの快投で、4勝突破への王手をかけるのが理想だ。

 もちろん3、4戦目のグリフィン、井上も特に後半は安定した成績を残し続けた。5戦目の山崎伊は後半戦こそ苦しんだが、前半戦から主にカード頭で貢献し続け、前日2日のDeNA戦(東京D)で2年連続の10勝目を記録。杉内投手チーフコーチも同戦後、CSの先発について「伊織入れての5人です」と明かしていた。いずれも勝率5割を超えた5人の今季の総貯金は25。リーグVの力になった男たちが短期決戦でも役割を果たすことが期待される。

 CSまでは約2週間。対戦相手も決まっていない段階だが、奇策の必要もない、信頼して送り出せる5人で早々と組めることが今季の巨人の強みでもある。さらに早い段階で自身が登板するターゲットが決まっていれば、調整もよりスムーズに進むだろう。阿部監督は先発陣の「みやざきフェニックス・リーグ」での調整登板を明かしており、実戦も交えながら最善の準備を施すことが可能だ。

 レギュラーシーズン最終戦から一夜明けたこの日から、1軍は2日間の休養日。指揮官はナインへ向けて「最高の時間にしてほしいね」と英気を養うことを願った。4年ぶりのリーグVを果たし、次に見据える先は12年ぶりの日本一。一段落し、再び日本の頂への日々がスタートする。

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