明治安田×Ｊリーグ、１０周年記念イベント 野々村チェアマン「これからも一緒になって日本を元気に」

明治安田×Ｊリーグのタイトルパートナーシップ締結１０周年記念イベントを盛り上げた元サッカー日本代表の中村憲剛さん（左）と播戸竜二さん

　明治安田生命保険相互会社は３日、Ｊリーグとのタイトルパートナーシップ締結１０周年を記念し、東京・丸の内の明治安田ヴィレッジでイベントを開催。根岸秋男・同社取締役会長、Ｊリーグの野々村芳和チェアマン、サッカー元日本代表の中村憲剛氏らが出席した。

　締結からの１０年間を振り返った永島英器・同社取締役代表執行役社長は「Ｊリーグの理念、地域に寄り添う思いは私たちの目指す姿と一致する、いわば志を同じくする仲間」とあいさつ。野々村チェアマンも「本当にいい仲間と巡りあえた。皆の思いや熱量を血としてどうやって全国に届けていくか。これからも一緒になって、日本を元気にする活動をしていきたい」と協働を誓った。

　明治安田は、女性にＪリーグを好きになってもらうきっかけを作りたいと「ＪＪ倶楽部」という組織を女性社員たちで立ち上げるなど、Ｊリーグを盛り上げるための様々な取り組みを実施してきた。この日のイベントで紹介されると、中村氏は「（リーグへの）愛にあふれているなと思います」と笑顔。サッカー元日本代表の播戸竜二氏も「（活動を）選手にもしっかり伝えます」と感謝を口にした。

　今後の活動についても触れられ、中村篤志・同社取締役代表執行役副社長は「健康寿命の延伸」「地方創生の推進」に向けた新たな取り組みとして、「ＱＯＬ応援プログラム」を展開していくと説明。同プログラムの具体的な実施事項として、「循環器病の啓発活動」を行っていくとした。