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【ソフトバンク】山川穂高、記者に逆取材で2冠確信 さらに欲しい“もう1冠”「ホークスに来て初めて…」

スポーツ報知 / 2024年10月3日 22時38分

1回無死二、三塁、山川穂高は追加点となる右犠飛を放つ(カメラ・義村 治子) 

◆パ・リーグ ソフトバンク4―2楽天(3日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクの山川穂高内野手が初回に右犠飛を打ち上げて、今季打点を99とし、5年ぶり3度目の3ケタに王手をかけた。

 「100はキリがいい。目指してはいます。もうあと1試合なので、獲れたらいいなとは思います。本塁打で締められたら一番いいですね」

 そう言ってから、最近ではお約束になっている報道陣への逆取材だ。

 「今、ソト何打点ですか? あと何試合ですか?(88打点、1試合です)11打点差? 11打点はないでしょ! レイエスは何本ですか?(25です)。9本差か。あと何試合残ってるんですか?(2試合です)2試合で9本? 無理でしょう!」

 報道陣を笑わせてから続けた。

 「なので、これで(結果的にタイトルを)獲り切った時に、本塁打王が4回目。打点王が2回目。何本打ったよりかは、何回獲ったかが残る。そこを大事にしたいですね」

 と自ら2年ぶりの2冠王の“当確”を喜んだ。

 西武時代の18年に124打点、19年に120打点をマークしながらタイトルに届かなかった。

 「浅村さん(18年に127打点)、中村(剛)さん(19年に123打点=いずれも西武)に勝てなかった。おととしは90打点で獲ってますけど、打点王、本塁打王が獲れるなら、数字はそんなに…。(状態が)悪い中で獲るってのが大事なんで」

 2020年までは打点王が3ケタ打点を挙げるのが当たり前の時代。だが、昨季の近藤(ソフトバンク)が87打点でタイトルを奪取したように、大きな数字が望めなくなっている。

 「野球、変わってますね。球速いです。(18、19年は)待ちの姿勢で『変化球あるかな~』『フォークかな~』で真っすぐが来て『アッ!』ってなっても打てた気がする。それが山本由伸が来て、佐々木朗希が来て、山下舜平大とか、宮城(大弥)とか。20代前半の人の球、ハンパじゃないです」

 投手の球速アップの影響で、投高打低の時代になったと指摘した。

 シーズン終了後にはフェニックス・リーグに数試合参戦予定。そしてゴールデングラブ賞も獲れるんじゃないか、という報道陣の声に

 「投票してくださいよ!」

 大声で懇願して、また笑わせた。

 「ホークスに来て(王貞治)会長と初めてごはんに行った時、第一声で『君はゴールデングラブ賞を獲りなさい』と言われたんです。本塁打王じゃないんです。もし獲れたら(会長のゲキを)実現できることになる」

 ダイヤモンドグラブ賞として創設された1972年から引退した80年まで、巨人・王一塁手は一度も逃すことなく受賞し続けた。今季は山川にとって千載一遇のチャンスか。本塁打、打点に加え、GGの“3冠”も狙う。

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