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勝負どころ9月下旬ノーアーチ…大不振の4番アロンソの一振りで9回大逆転…ミラクルメッツ再現なるか

スポーツ報知 / 2024年10月4日 11時46分

◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ ブルワーズ2―4メッツ(3日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ワイルドカードシリーズで唯一第3戦までもつれたブルワーズ―メッツ戦は、メッツが大逆転で2015年以来9年ぶりに地区シリーズに進出した。地区シリーズでは東地区王者フィリーズと対戦する。

 緊迫した試合で先に均衡を破ったのは中地区王者ブルワーズだった。7回先頭の代打バウアーズが、メッツ2番手ブットから右越えの先制ソロ。続くフリリックも右越えソロで続き2点を先取した。

 ブ軍先発マイヤーズは5回5K0封。8回には先発のペラルタをリリーフにつぎこみ、8回までメッツ打線を封じた。

 0―2で迎えた9回。メッツはクローザーのウィリアムズに対し、四球とニモの安打で1死一、三塁とチャンスメーク。4番のアロンソが逆方向の右中間へ逆転3ランを放った。なお2死からウィンカーが死球で出塁し、すぐに二盗。2死二塁からマルテが右前適時打を放ち、4―2と突き放した。

 アロンソはポストシーズン進出を争っていた9月20日以降の9試合でわずか4安打ノーアーチの大不振で貢献できずにいた。「真ん中近くにくる球を強く叩こうと思っていた。子供の頃から裏庭でやっていたことだ。貢献できて最高に幸せだ」と喜びを爆発させた。

 ポストシーズンで決着戦にもつれ込んだのはこれが史上131度目。6回まで両軍無得点だったのは2016年のワイルドカードゲーム、メッツ―ジャイアンツ以来7年ぶり史上4度目だった。

 メッツといえば1969年、創設からわずか7年目の弱小球団がナ・リーグを制し、ワールドシリーズでも優勝。「ミラクルメッツ」と呼ばれた。ペナントレース最終戦までもつれた戦いを制してポストシーズン進出。そして逆転に次ぐ逆転の今ワイルドカードシリーズの戦いぶりはまさにミラクル。ナ・リーグ東地区を圧倒的な力で制したフィリーズもうかうかしていられないはずだ。

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