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寒河江ボーイズ、決勝進出 日下部主将がけん引 同じ中学の山形東部・中村亘主将の存在が刺激に…角田商事杯新人大会

スポーツ報知 / 2024年10月5日 6時0分

初回先頭打者で右中間二塁打しベンチを鼓舞する日下部(左

◆第36回日本少年野球東日本選抜大会 東北中央支部・東北南支部予選(第11回角田商事杯 新人大会) ▽準決勝 寒河江ボーイズ7―2山形東部ボーイズ(9月29日、喜多方・押切川公園野球場)

 第11回角田商事杯東北中央支部・東北南支部新人大会の準決勝1試合が9月29日に行われ、寒河江ボーイズ(東北南・山形)が山形東部ボーイズ(同)を下し決勝に進出した。仙台育英学園秀光ボーイズ(東北中央・宮城)と5日に山形・高畠町野球場で決勝戦を行う。

  ※  ※  ※

 寒河江が初回に電光石火で先制点を挙げた。1番・中堅の日下部主将が右中間へ二塁打するとすかさず三盗。2番・奥山の右越え三塁打で生還。さらに無死一、三塁から4番・小関の中犠飛で加点した。

 日下部主将は「みんながベンチで盛りあがっていたので気持ちが入った」と満面の笑み。親友でライバルの存在を力に変えた。山形東部の捕手・中村亘汰主将は同じ学校に通う。西根小では「にしねドジャース」で日下部主将、中村副将とチームメート。ともに陵東中に進みチームが分かれた。

 対戦が決まり学校で健闘を誓い合った。「因縁の対決というか、負けたくないと燃えました」と話した。

 主将の一打で主導権を握り勝利したが鈴木淳監督(52)は「投手は頑張ってくれたけれど、打線はリードして油断が出たのか、まだまだです」と手厳しい。昨年11月の1年生大会で優勝し期待の裏返しでもある。

 4番・小関は7回にダメ押しの適時打を放つなど2打点、投げては5回から3イニングを零封。「抑えを任されてて緊張するけれど楽しい」と強気に相手打線を封じた。

 スタンドから今春の全国大会初出場の3年生の声援があった。日下部主将は「先輩たちの出来なかった『全国1勝』を受け継ぐという気持ちで戦っています」。5日には仙台育英学園秀光と決勝で対戦。12日から東日本選抜大会に出場する。その先の春季全国大会予選まで成長の歩みは止めない。

 【寒河江ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 ※日下部快空、板垣大輝、奥山颯斗、小関大遥、齊藤蓮大、田宮昊、齋藤悠太、及川翔琉、安孫子海詩、軽部陸、清野瑛柊、平清水湊、山川晴也、大泉宗斗、鈴木陽斗、齋藤健心、黒川大雅、武田煌成、軽部然、永沢蒼迅、東海林泰成、遠藤龍太

 ▽1年生 前田 大地

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