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村田昴 8連続KO勝利での王座獲得を宣言 山﨑海斗との全勝対決へ「目標とするベルトはここではない」

スポーツ報知 / 2024年10月4日 14時55分

初のタイトル戦に挑む村田昴(左)と対戦相手の山﨑海斗(カメラ・近藤 英一)

◆プロボクシング▽WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座決定戦12回戦 同級1位・村田昴―同級2位・山﨑海斗(5日、後楽園ホール)

 タイトル戦の前日計量が4日、都内で行われ、同級1位・村田昴(27)=帝拳=、同級2位・山﨑海斗(26)=六島=ともに55・2キロで1回でパスした。

 全日本選手権優勝などアマエリートの村田にとってはプロ8戦目で手にした初のタイトル戦。「いよいよという感じ。しっかり準備もできて、緊張感もありますが、楽しみです」とゴングが待ち遠しい。2021年6月の米ラスベガスでのデビューから7戦全KO勝利というパーフェクトレコードを誇る。サウスポースタイルから右ジャブ、ボディーでダメージをあたえ左で仕留める。このパターンで次々と対戦相手をキャンバスに沈めてきた。今回タイトルを争う山﨑もデビューから9戦全勝(5KO)といまだ負け知らず。全勝対決を前に村田は「倒して勝つのと判定勝ちではやはり違う。周りも期待しているので、しっかり期待に応えたい」と8連続KO勝利での戴冠を狙う。

 ジムでは地域王者が続々誕生している。同門の那須川天心も14日(有明アリーナ)に同じくWBOアジアパシフィック王座決定戦に挑み、岩田翔吉は13日(有明アリーナ)にWBO世界ライトフライ級王座決定戦に出場する。「ベルトを取って今年を締めくくりたい。目標としているベルトはここではないので、その先を見てもいいなと思える勝ち方をしたい。みんなベルトを取り始めているので、自分もその波に乗りたい」と、まずはひとつ目の王座取りに挑む。

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