大トリは中谷潤人 那須川天心は第２日のセミファイナル 第１日メインは井上拓真ＶＳ堤聖也の日本人対決…１３、１４日に有明アリーナ

中谷潤人　

　プロボクシングの８大世界戦『Ｐｒｉｍｅ　Ｖｉｄｅｏ　Ｂｏｘｉｎｇ　１０』（１３、１４日、東京・有明アリーナ）の試合順が４日、発表された。大トリとなる第２日のメインはＷＢＣ世界タイトルマッチで王者・中谷潤人（Ｍ・Ｔ）と同級１位ペッチ・ソー・チットパッタナ（タイ）が対戦する。

　第１日の１３日はノンタイトル戦１試合の後、世界戦が４試合行われる。メインがＷＢＡ世界バンタム級タイトルマッチで王者・井上拓真（大橋）―同級２位・堤聖也（角海老宝石）の日本人対決。セミファイナルがＷＢＣ世界フライ級（５０・８キロ以下）王座決定戦で同級１位・寺地拳四朗（ＢＭＢ）―同級２位クリストファー・ロサレス（ニカラグア）。

　世界戦のスタートはＷＢＯ世界ライトフライ級（４８・９キロ以下）王座決定戦で同級１位岩田翔吉（帝拳）が先陣を切って、同級２位ハイロ・ノリエガ（スペイン）と対戦する。セミファイナル前の”セミセミ”では、ＷＢＡ世界フライ級タイトルマッチの王者ユーリ阿久井政悟（倉敷守安）―同級８位タナンチャイ・チャルンパック（タイ）が行われる。

　第２日の１４日はセミファイナルでＷＢＯアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦。転向５戦目で初のタイトル戦となる同級１位・那須川天心（帝拳）―同級２位ジェルウィン・アシロ（フィリピン）。”セミセミ”はＷＢＯ世界スーパーフライ級（５２・１キロ以下）タイトルマッチで王者・田中恒成（畑中）―同級５位プメレレ・カフ（南アフリカ）。第２日もノンタイトル戦１試合が行われ、２試合目でＷＢＯ世界フライ級タイトルマッチの王者アンソニー・オラスクアガ（米国／帝拳）―同級１位ジョナサン・ゴンサレス（プエルトリコ）でタイトル戦がスタートする。

　戦績はともに２８歳の拓真が２０勝（５ＫＯ）１敗、堤が１１勝（８ＫＯ）２分け。

　３２歳の寺地が２３勝（１４ＫＯ）１敗、２９歳のロサレスが３７勝（２２ＫＯ）６敗。

　２９歳のユーリが２０勝（１１ＫＯ）２敗１分け、２４歳のタナンチャイが２５勝（１５ＫＯ）１敗。

　２８歳の岩田が１３勝（１０ＫＯ）１敗、３１歳のノリエガが１４戦全勝（３ＫＯ）。

　戦績は２６歳の中谷が２８戦全勝（２１ＫＯ）、３０歳のペッチが７６勝（５３ＫＯ）１敗。

　２６歳の天心が４勝全勝（２ＫＯ）、２３歳のアシロが９戦全勝（４ＫＯ）。

　２９歳の田中が２０勝（１１ＫＯ）１敗、３０歳のカフが１０勝（８ＫＯ）３分け。

　２５歳のオラスクアガが７勝（５ＫＯ）１敗、３３歳のゴンサレスが２８勝（１４ＫＯ）３敗１分け１無効試合。