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山本由伸、地区S第1戦先発 フリードマン編成本部長「第5戦に備えて」 第5戦へ中4日回避し急きょ変更

スポーツ報知 / 2024年10月5日 5時0分

山本由伸

 ドジャース・山本由伸投手(26)が、急きょ5日(日本時間6日)のポストシーズン(PS)初戦となる地区シリーズ第1戦、本拠地・パドレス戦に先発することが3日(同4日)、発表された。当初は第2戦に先発予定だったが、第5戦に先発する可能性などを考慮してJ・フラーティ投手(28)と順番を入れ替え。パドレス・ダルビッシュ有投手(38)は第2戦先発のため投げ合いは消滅したが、ドジャースは山本を先発の中心に据えて、20年以来4年ぶりの頂点を狙う。

 山本への高い期待の表れだった。地区シリーズ初戦を2日後に控え、急きょ山本が初戦に先発することが決まった。9月28日の登板後にロバーツ監督は2戦目の先発を託すことを本人に伝え、前日2日のオンライン取材の中でも1、2戦目はフラーティ、山本の順で先発することを明言していたが、突如入れ替わった。

 この日ドジャースタジアム内で会見して公表したフリードマン編成本部長は「地区シリーズ第5戦がある可能性に備えて」と説明。山本は米1年目の今季、中5日以上の登板間隔を空けてきたが、メジャーの主流は中4日。PSでも将来を見据えて山本を中4日で起用する考えはなく、第5戦に突入した場合には中5日で山本、中4日でフラーティを同時投入できることになる。選択肢の幅を広げるために急きょ登板日を変更した。今季11勝のストーン、9勝のグラスノー、通算212勝のカーショーが離脱中で、山本を柱にしてPSを戦うという、チームとしての方向性の表れでもある。

 この日の全体練習で、山本は登板2日前のルーチンであるブルペン入りし、変化球を交えながらじっくりと35球を投げた。6月から約3か月間右肩痛で戦線を離れ、9月に復帰してから4登板で80球以上は一度もないが、28日の自身最終登板後には「シーズンも抜けてる期間が長かったので、10月はとにかく全力でチームのために投げたいと思います」と気合を入れていた。

 パドレス戦は韓国・ソウルでのデビュー戦で1回5失点KOとなるなど、2登板で防御率12・00。5月以降は対戦がないが、苦しめられた相手だ。ダルビッシュは第2戦の先発が発表され、PS初の日本人先発の投げ合いの可能性もあったが消滅。ドジャースの20年以来4年ぶりの頂点へ、山本が先陣を切る。(安藤 宏太)

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