町田瑠唯、パリ五輪は「私的にはやりきれなかった」次はＷリーグで活躍誓う「その気持ちをぶつけてやっていけたら」

取材に応じる町田瑠唯

　バスケットボール女子「大樹生命Ｗリーグ」の昨季女王・富士通は４日、川崎市内で練習を公開。取材に応じた五輪３大会出場の司令塔・町田瑠唯は「Ｗリーグ２連覇と、皇后杯優勝の２冠を目指す」と目標を掲げた。

　今シーズンは２部制で実施。昨季の上位８チームが、各４回ずつ対戦する。よりタフな試合で勝ち星を重ねていく必要があり「どのチームもそんな簡単に勝てる相手ではない。全員がチームのためにやっていくことが勝ち抜くポイント」と力を込めた。

　１２日のアイシン戦（東京）がチームの開幕戦。アイシンは今季、ＥＮＥＯＳから身長１９３センチの渡嘉敷来夢が加入するなど、チームが大きく変化。町田も「今までよりインサイドが強く、速さやシュート力がある選手が多いと思う」と警戒し、「チーム全員で守っていきたい」。また司令塔としては「ディフェンスから速い展開に持って行けるよう、アップテンポな展開に持って行けるようにやっていきたい」と語った。

　今夏には３大会連続となるパリ五輪に出場も、１次リーグ３戦全敗と悔しい結果となった。「私的にはやりきれなかった気持ちがある。そこをシーズンに向けて、その気持ちをぶつけてやっていけたら」と話した。