小倉久寛、１０年ぶりコントライブ 盟友・三宅裕司相手にツッコミ初挑戦「全身全霊で臨みます」

来年２月に生誕７０年記念コントライブ「ザ・タイトルマッチ３ お楽しみはこれからだ」を開催する小倉久寛(右)、共演の三宅裕司

　俳優の小倉久寛（７０）が、来年２月２１日から生誕７０年記念コントライブ「ザ・タイトルマッチ３　お楽しみはこれからだ～Ｙｏｕ　ａｉｎ’ｔ　ｈｅａｒｄ　ｎｏｔｈｉｎ’　ｙｅｔ～」（３月３日まで東京・紀伊國屋サザンシアターＴＡＫＡＳＨＩＭＡＹＡ）を開催することを５日、発表した。

　２０１５年の還暦コントライブ以来、１０年ぶりのコントライブ。劇団スーパー・エキセントリック・シアターに所属し、看板役者として座長の三宅裕司（７３）の片腕を担ってきたが、１０月を古希を前に、初めてツッコミに挑戦する。小倉をお祝いするために、毎ステージに豪華ゲストも駆け付ける予定。

　最大のみどころは、４５年にわたり、三宅の極上のツッコミを受けてきたいじられキャラの小倉が、三宅にツッコめるのか。ポスター撮影が行われ、ボクシングのファイティングポーズをとった２人。小倉は１か月トレーニングを積んで臨んだが、三宅は２日間の筋トレのみ。“前哨戦”から、すでに盛り上がりをみせている。

　小倉は「どうやら三宅さんがボケ、僕がツッコミのコントがあるみたいです。とにかく、揚げ足を取るのが好きな三宅さん。４５年間の舞台の上と言わず、普段と言わず、揚げ足を取られ、つっこまれ、いじられまくってきました。この４５年間のお返しをするべく（＝恨みをはらすべく）、全身全霊のコントに臨みます。無になって、隙を作りまくって、つっこまれまくろう」とコメントした。

　対する三宅は「小倉が初めてツッコミにチャレンジするコントが１本だけあるそうですが、果たしてうまくいくんでしょうか？　４５年を超える付き合いなので、どんな時に、どんな発想で、どういう表情で、どういう間でボケて来るのかすべて解（わか）っている。先廻りして仕掛けて予想通りにボケてきた小倉に、まずは最高のツッコミ芸をたっぷり見せてあげよう」と余裕をみせている。