東日本新人王決勝 スーパーフライ級は高橋秀太と大橋昌彦の角海老宝石ジム所属2人の対戦 同門対決は12年ぶり
スポーツ報知 / 2024年10月5日 15時22分
プロボクシングの東日本ボクシング協会は5日、都内で第81回東日本新人王決勝戦(11月3日、後楽園ホール)の発表記者会見を行った。全12階級のうち、片渕龍太(KG大和)のけがによる棄権により、ライトフライ級(48・9キロ以下)は実施されず、決勝11試合が行われる。スーパーフライ級(52・1キロ以下)では12年ぶりとなる同門対決。角海老宝石の高橋秀太と大橋昌彦が激突することになった。
同門対決は12年の東日本新人王ウエルター級決勝で糸山良太と今野裕介が戦って以来。このときも2人が所属していたのは角海老宝石だった。高橋は「いつもと変わらない」と平常心を強調。「今年に入って、スパーリングはやっていないかも。対戦する可能性はあると思っていました。誰にも負けたくない」と先輩の威厳を示すつもりだ。最後に大橋の胸を軽くたたき、健闘を誓い合った。
大橋は「取っ組み合おうかと思ったんですけど、後でジムで会うのでやめておきます」と余裕たっぷりに笑った。「強い先輩とできること、決勝の舞台で戦えることに感謝して、リスペクト込めて勝ちにいきたい」とこちらも勝利を譲るつもりはまったくない。
ともに午後5時前後に練習するため、手の内は丸わかり。大橋は「見たければどうぞという感じ」。高橋は別のジム生から「気まずいよな」と声を掛けられるという。
高橋は「倒しにいきます」とキッパリ。大橋は「一番注目されると思うので、いい勝ち方をしてMVP狙います」と高らかに宣言した。
戦績は23歳の高橋が5勝(4KO)2敗1分け、22歳の大橋が5戦全勝(1KO)。
そのほかのカードは。
▽ミニマム級(47・6キロ以下) 遠藤龍匠(川崎新田)―杉浦義(協栄)
▽フライ級(50・8キロ以下) 佐野篤希(伴流)―宇野楓麻(花形)
▽バンタム級(53・5キロ以下) 柳修平(三迫)―西屋香佑(横浜光)
▽スーパーバンタム級(55・3キロ以下) 阿部一力(大橋)―矢野円来(花形)
▽フェザー級(57・1キロ以下) 北本慶伍(三迫)―江田葵一(KG大和)
▽スーパーフェザー級(57・1キロ以下) 小野寺雅宗(石橋)―梶野翔太(角海老宝石)
▽ライト級(61・2キロ以下) 西野入稜央(横浜光)―本多俊介(E&Jカシアス)
▽スーパーライト級(63・5キロ以下) シャオリン孝司(協栄)―南優作(E&Jカシアス)
▽ウエルター級(66・6キロ以下) 金子佳樹(金子)―福永啄巳(青木)
▽ミドル級(72・5キロ以下) 盛合竜也(ワタナベ)―吉野健二(角海老宝石)
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