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【広島】野村祐輔、最後はヤクルト・村上を空振り三振で有終の美 211度目の先発で1回無失点

スポーツ報知 / 2024年10月5日 18時23分

現役最終登板を終え、花束を贈られた野村(カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(5日・マツダスタジアム)

 今季限りで引退する広島の野村祐輔投手が、現役最後の先発で1回を無失点に抑え、有終の美を飾った。

 自身が持つデビューからの連続先発の日本記録を更新する211試合目のまっさらなマウンドに立った。先頭・長岡に中前にはじき返されたが、並木は二ゴロで丸山和は空振り三振。最後は4番・村上を空振り三振に仕留めた。登板後には、広島出身のヤクルト・田口から花束が贈呈され、ベンチ前で迎えたコーチ、選手全員と握手、そして最後は新井監督と抱擁を交わして現役生活に別れを告げた。

 地元・広島の広陵高で巨人・小林とバッテリーを組み、3年時に甲子園で春8強、夏は準優勝。明大1年秋に防御率0・00を記録。リーグ史上7人目の30勝&300奪三振を達成し、4年秋の明治神宮野球大会で優勝した。11年ドラフト1位で広島入団。1年目の12年に平成生まれ初の新人王を受賞し、16年に16勝で最多勝。同年の25年ぶりのリーグ優勝から18年までのリーグ3連覇に貢献した。通算80勝64敗、防御率3・53の成績を残した。

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