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巨人再始動!阿部慎之助監督「本当の勝負」CS最終Sへ梶谷&立岡合流 「どれぐらい動けるか」最強31人見極める

スポーツ報知 / 2024年10月6日 5時15分

東京Dで始動した練習を見守った阿部監督。気合のこもった表情でミットをたたく(カメラ・宮崎 亮太)

 16日から始まるCS最終ステージ(S)へ向け巨人が5日、再始動した。阿部慎之助監督(45)は、東京Dで行われた1軍練習に梶谷隆幸外野手(36)と立岡宗一郎外野手(34)の両ベテランを招集。7日からは「みやざきフェニックス・リーグ」も視察し、CS突破へベストメンバーを見極めていく。

 CSモードに切り替わった。リーグ最終戦となった2日のDeNA戦(東京D)から2日間のオフを挟み、チームは再始動。梶谷、立岡の両ベテランを1軍練習に合流させた阿部監督は「そうだね。カジ(梶谷)とか、どれぐらい動けるのかなって見たかった」と明かした。

 16日から始まるCS最終S突破に向けて、1軍登録31人の最強メンバーを見極める。梶谷は今季開幕戦でホームラン&好守で勝利に貢献したが、5月に古傷の左膝痛を再発。日によって状態が変化するため、実戦復帰した今もDHでの出場が続いている。それでも勝負強い打撃は健在で、代打の切り札として起用できる可能性がある。また立岡も武器である守備や走塁に加え、ポストシーズンの経験も豊富。プレッシャーのかかる場面で頼れる存在だ。

 7日から始まる「みやざきフェニックス・リーグ」には、岡本和と坂本、肋骨(ろっこつ)を痛めている吉川を除く、野手が参加予定。浅野や中山ら1軍の若手選手は開幕となる7日から参加するため、この日はファームで練習。6日に宮崎入りする。39歳の長野や35歳の丸らも実戦感覚を養うために途中で宮崎に合流し、2試合出場する予定となっている。指揮官も7日から3日間視察し、各選手の状態を見極める。

 優勝チームの宿命だ。今季は2日のリーグ最終戦から、16日のCS最終Sまで約2週間の空白ができる。この期間の調整で今後が決まる。優勝して迎えた14年のCS最終Sでは、調整に失敗し、阪神に4連敗を喫したこともある。現役時代に何度もポストシーズンを戦った阿部監督は「これからが本当の勝負。CSの怖さとか味わっているからさ。負けたら優勝がどこかに消えちゃう雰囲気にもなりかねないから」と気を引き締める。

 4年ぶりのリーグ優勝を達成したが、日本一は2012年以来遠ざかっている。「これからが本当の勝負だと思いますし、厳しい戦いが待ち受けている。僕たちはしっかり調整して、最後の最後まで諦めることなく精いっぱい戦いたい」という指揮官が、最善の準備を進めていく。(井上 信太郎)

 ◆今季の梶谷 3月29日の阪神との開幕戦(東京D)はダイビングキャッチと1号2ランで阿部監督公式戦初勝利の立役者に。4月3日に左膝の違和感で登録抹消。5月3日に再昇格したが5月6日の中日戦(バンテリンD)の試合前に再び、同箇所を痛めて故障班に合流した。8月17日のイースタン・DeNA戦(横須賀)で実戦復帰して以降はファームで指名打者、代打として14試合に出場。

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