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【高校野球】東京が東京実との“兄弟校"対決制し3年ぶりの初戦突破 次戦は国学院久我山と

スポーツ報知 / 2024年10月5日 19時24分

初回2死満塁、中前に先制タイムリーを放った東京の6番・三阪吾海

◆秋季高校野球東京大会▽1回戦 東京 11―5 東京実(5日・江戸川JPアセットスタジアム)

 今夏学校初の東東京ベスト4入りを果たした東京が、東京実に11―5で勝利し、2回戦に駒を進めた。

 2年前に創立150周年を迎えた東京。東京実は同じ「学校法人上野塾」が母体で、東京の創立から50年後にできた学校だ。ともに大田区内にある“兄弟校"が初戦で激突した。

 試合は東京が序盤に作ったリードを守った。初回2死満塁、三阪吾海(2年)の中前適時打で先制すると、敵失も絡んでその回一挙5得点。毎回着実に得点を重ね、5回を終えて10―1とした。コールド勝利も見えたが、6回に初めて三者凡退に抑えられると7回に先発左腕の松本恒星(2年)がつかまり3失点。8回にも1失点を喫したが、その裏に主将・石川虎次郎(2年)の中前適時二塁打で追加点を挙げ、粘る東京実を振り切った。

 松下浩志監督が2004年に就任して以降、公式戦では「初めて」という兄弟校対決で白星を挙げた。指揮官は、「それぞれがやるべきことをやった結果。(東京実は)隣の隣。相手の手の内はわかっているので、きっ抗したゲームになるとは話していて、(初回に)5点取ってもこれで終わらないという空気だった。それが2回以降の1、2点(追加点)につながった」と振り返った。

 今夏はプロ注目右腕・永見光太郎(3年)を中心に、初の東東京4強まで勝ち上がった。メンバーが大幅に入れ変わった新チームについては、「個々の能力が(3年生と比べて)ない分、状況判断の力は長けている」という。6回の無得点を「大きな反省」と課題に挙げつつ、手応えもにじませた。3年ぶりに秋の初戦を突破したチームは、13日の次戦で強豪・国学院久我山と対戦。柔軟に、そして総力戦でぶつかっていく構えだ。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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