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旭川志峯の1年生4番・億貞壮汰が2安打3打点で4年ぶりの秋季全道大会へ王手

スポーツ報知 / 2024年10月6日 6時45分

2回2死満塁、2点適時打を放つ旭川志峯・億貞

◆高校野球◇秋季全道高校野球大会▽旭川地区予選Aブロック2回戦 旭川志峯12―5富良野※7回コールド(5日、旭川スタルヒン)

 6地区で14試合が行われた。旭川地区の旭川志峯は12―5の7回コールドで富良野を下し、4年ぶりの秋季全道大会出場に王手をかけた。1年生ながら今夏も主軸を担った4番・億貞壮汰遊撃手が先制犠飛を含む2安打3打点で打線をけん引した。

 旭川志峯の1年生4番・億貞が快音を響かせた。1回に先制犠飛を放ち迎えた2回の第2打席。2死満塁から大振りすることなく、コンパクトなスイングで直球を捉えた。打球は一、二塁間を破り、走者2人が生還。追加点をもたらし、「前の試合は出来なかったけど今日は狙い球を絞ることが出来た」とうなずいた。

 第3打席には右越えの三塁打を放ち、6点目のホームイン。3度の好機で凡退していた1回戦・留萌戦から一転、2安打3打点で4番の役割を果たし、山本博幸監督(44)は「なんだかんだ(春から)結果を出してくれている」と目を細めた。

 父・拓磨さんが前身の旭川大高野球部OBだったこともあり、小学4年時に早くも進学を決めていた。18年の北北海道大会決勝を現地観戦。ヤクルト・沼田翔平投手を擁する同校が夏の甲子園出場を決めた瞬間を目の当たりにし、「レベルの高いところでやりたい」と意志を固めた。

 それから6年。憧れだった伝統のユニホームに袖を通し、1年春からレギュラーの座を奪取。今夏は5番打者として活躍したが、「3年生が抜けて、より一層自分の力が必要」と秋は責任感を感じながらプレーを続けている。

 4年ぶりの全道出場を懸け、代表決定戦で待ち受けるのは旭川龍谷。大会前、父から「自分の出来ることをやれ」と助言を受けた背番号6は「強い相手なので、守備からリズムを作って先に1点をとる。4番の役割をしたい」。地区突破は通過点。父が届かなかった甲子園まで突っ走る。(島山 知房)

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