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【広島】野村祐輔が連続先発を211試合に伸ばし有終の美 13年間の現役生活に「本当に夢のような時間でした」

スポーツ報知 / 2024年10月6日 5時0分

1回無失点で有終の美を飾った野村(右、カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 広島3―1ヤクルト(5日・マツダスタジアム)

 広島・野村が、自身が持つプロ野球記録のデビューからの連続先発を211試合に伸ばし、有終の美を飾った。最後は4番・村上を3球三振。「大好きなカープのユニホームを着て野球人生を終えることができて本当に幸せ。鳥肌が立つほどの声援は一生、忘れません」。今季最多3万2011人のファンに感謝。試合後はナインたちの手で7度、宙に舞い、13年の現役生活に別れを告げた。

 涙はなかった。9月24日に球団に引退の意思を伝えた。「何度も迷ったけど、決断できて、スッキリしている」。思い出の登板は、平成生まれ初の新人王を獲得した12年のデビュー戦。対戦した思い出の打者に、同年9月30日の阪神戦で故郷・広島での現役最後の一戦に臨んだ広陵高の憧れの先輩・金本の名前を挙げた。「ここまで野球を続けてこられて、本当に夢のような時間でした」とかみしめた。

 最多勝、最高勝率を獲得した16年、ともに25年ぶりリーグ優勝を支えた黒田博樹球団アドバイザーの背中から、準備の大切さを学んだ。ここ数年は2軍生活が長かったが、誰よりも早く準備に取りかかる姿は若手のお手本になった。今後について「何かしらの形で野球界に恩返しできれば」と引退後も変わらず、野球に情熱を注ぐ。(畑中 祐司)

 〇…広陵の中井哲之監督(62)が、スタンドで教え子の現役最後を見届けた。野村は3年時の07年、巨人・小林とバッテリーを組んで甲子園で春8強、夏は準優勝。引退決断の相談相手にもなった恩師は「一番いい時も、一番苦しい時も知っているけど、全く人間性がブレない格好いい男。(引退は)ホッとするし、さみしいし、そんな気持ち」としみじみ語った。

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