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大谷翔平、PS1打席目は左飛、MVPコールも 初出場で活躍に注目…山本由伸は初回まさかの3失点

スポーツ報知 / 2024年10月6日 9時58分

◆米大リーグ・地区シリーズ第1戦 ドジャース―パドレス(5日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、山本由伸投手(26)が先発したポストシーズンのチーム初戦となる地区シリーズ第1戦、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目はMVPコールも巻き起こる中、左飛に倒れた。山本は初回にマチャドに2ランを浴びるなど3失点の苦しい発進だった。

 パドレスの先発はディラン・シース投手(28)。レギュラーシーズンではチーム最多14勝(11敗)を挙げ、防御率3・47だった右腕だ。大谷は今季は4打数1安打で本塁打が出なかったが、21、23年には1本ずつの本塁打を放っており、通算の対戦成績は15打数4安打の打率2割6分7厘で、2本塁打、4打点だった。

 エンゼルス時代の6年間は届かなかったポストシーズンの舞台。ドジャース移籍1年目でチームの3年連続地区優勝、12年連続ポストシーズン進出に大きく貢献した。チームは2年連続で地区シリーズで敗退中だが、大谷は前日4日(同5日)に「同地区のライバル(パドレス)が相手なので、みんなの士気は高いと思いますし、ファンの人もそうだと思いますけど、僕としては(ドジャースに)来た1年目で、そういうところでプレーできるっていうのはまず感謝したいなと思います」と気合を入れていた。

 今季、韓国・ソウルで行われた開幕戦でも対戦したパドレス。レギュラーシーズンでは5勝8敗と負け越した。大谷も打率3割2分6厘の数字を残したが、12試合で1本塁打、7打点はやや抑え込まれた印象もある。54本塁打、130打点で2冠王に輝き、リーグ2位の打率3割1分、59盗塁もマークしたが「シーズン中に残した成績は、それはそれだと思う。別にポストシーズンのアドバンテージになるわけでもない。パドレスは球界の中でも素晴らしいピッチャー陣だと思いますし、なかなか自分の打席を冷静に送るっていうのは難しい相手だとは思いますけど、初めてのポストシーズンでしっかりそれをできれば、十分にこう数字は残るんじゃないかなと思う」と意気込んでいた。

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