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山本由伸に“韓国の悪夢”再び 苦手のパドレス打線に初回から3失点 ポストシーズン初戦先発の大役も

スポーツ報知 / 2024年10月6日 9時49分

◆米大リーグ・地区シリーズ第1戦 ドジャース―パドレス(5日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が5日(日本時間6日)、今季ポストシーズン(PS)のチーム初戦となる地区シリーズ第1戦、本拠地・パドレス戦に先発し、初回にいきなり3安打3失点を喫した。

 パ軍相手には“韓国の悪夢”などレギュラーシーズンでは2試合で0勝1敗、防御率12・00と苦しんだが、この日も立ち上がりから捉えられた。3年連続首位打者の1番・アラエスに対し、初球は97・3マイル(約156・6キロ)直球でストライクを奪ったが、3球目を左前打とされ、捕逸で無死二塁、暴投で無死三塁。2番・タティスには四球を与え、3番・プロファーの二ゴロに間に先取点を献上した。さらに1死二塁から4番・マチャドには左中間へ2ランを浴びた。5番・メリルは左飛。6番・ボガーツには右前打を許したが、7番・クロネンワースは二ゴロに打ち取った。

 メジャー1年目の今季は18試合で7勝2敗、防御率3・00。デビュー戦だった3月21日の開幕第2戦、韓国・ソウルでのパドレス戦では1回5失点KOと打ち込まれたが、その後は先発陣の中心でチームの12年連続PS進出、3年連続の地区優勝を支えた。6月には右肩を痛めて約3か月の長期離脱を経験。9月に復帰してからは4試合で1勝0敗、防御率3・38。体調不良も重なり、まだ80球以上を投げてはいないが、地区シリーズ初戦の先発を託されるなど期待は大きい。

 当初は第2戦で先発予定だったが、第5戦に中5日で登板できることなどを逆算し、2日前に初戦の先発が決定した。前日4日(同5日)には「(パドレス打線は)すごくいい打者がたくさんいることも分かっていますし、すごくいいチームなのも分かっている。とにかく全力で頑張っていきます」と気合を入れていた。

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