４日急死の服部幸應さん 生前に収録されたラジオのレギュラー番組が放送「大変驚き、悲しんでおります」

亡くなった服部幸應さん

　４日に７８歳で急死した料理評論家で服部栄養専門学校校長の服部幸應さんがパーソナリティーを務めていたレギュラー番組、ＮＡＣＫ５「服部幸應ＷＥＬＬ　ＴＡＳＴＥ」（日曜・正午）が６日、放送された。

　ラジオの冒頭では「今日は、亡くなる以前に収録したものをお送り致します」と服部さんの訃報に触れた後、「いつも元気な服部さんが突然亡くなられたことに番組関係者一同、大変驚き悲しんでおります。謹んで服部さんのご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

　その後、生前の服部さんとパーソナリティーを務める元モーニング娘。の保田圭のあいさつで収録された番組がスタートした。

　服部さんは、料理学校「服部学園」の創業者・服部道政を父に持ち、幼少から料理に親しんだ。１９７７年に服部栄養専門学校の校長、服部学園の理事長に就任。穏やかで軽妙な語り口で「料理の鉄人」の解説者、「愛のエプロン」のコメンテーター、「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」の調理監修など、多くの料理バラエティー番組にも貢献した。