1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大谷翔平「ただただ楽しい」PS初戦 3ラン含む2安打で逆転勝ち貢献「由伸も悔しいと思いますけど…」

スポーツ報知 / 2024年10月6日 13時32分

◆米大リーグ・地区シリーズ ドジャース7―5パドレス(5日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、チームの今季ポストシーズン(PS)初戦となる地区シリーズ第1戦、本拠地・パドレス戦に「1番・DH」で先発出場。3ランを含む5打数2安打3打点の大活躍で逆転勝利に貢献した。ドジャースは22年から続いていたPSでの連敗を「6」で止めた。

 大谷「雰囲気自体がすごい興奮、熱気で、ただただ楽しいなっていうゲームでした。(2回の3ランは)本当に素晴らしい投手(シース)ですし、なかなか失投も少ないと思うので。そういう投手の難しいボールだったと思うんですけど、ラッキーだったなと思います。(バットフリップは)状況も状況でしたし、特にメジャーリーグの中でもトップクラスの素晴らしい投手が相手だったので、すごくうれしかったです」

 初回。PS初登板で第1戦先発の大役を任された山本由伸投手(26)が4番・マチャドに2ランを浴びるなどいきなり3失点した。それでも、3点を追う2回2死一、二塁だった。大谷が右翼席へ一時同点の3ラン。今季14勝のシースの4球目、高めの直球を振り抜くと、打球角度25度、打球速度111・8マイル(約179・9キロ)というライナー性の当たりで右翼席に着弾した。PS初出場初本塁打は日本人選手初の快挙で、ホームラン自体が12年のイチロー(ヤンキース)以来日本人選手12年ぶりのことだった。大谷はバットフリップを見せ、感情を大きく爆発させた。

 直後の3回には山本がボガーツに左翼線へ2点二塁打を浴び、再び勝ち越されたが、ド軍は2点を追う4回。1死一、二塁から大谷がバットを折りながらも中前打でつなぐと、暴投で1点差。その後2死満塁で4番のT・ヘルナンデスがセンターへ逆転の2点適時打を放った。さらに7回にはエドマンの遊ゴロ併殺の間に1点を追加した。

 大谷「本当に初戦って固くなると思ので、その中で由伸も悔しいと思いますけど、また切り替えて頑張ると思いますし。こういう初戦を素晴らしいチーム相手に取れたというのが本当に大きいんじゃないかなと思います」

 21年の地区シリーズではパドレスに先勝した後、3連敗。昨季の同シリーズはDバックスに初戦から3連敗と同地区のライバル相手に苦渋をなめてきた近年のドジャースだが、大谷らが加入した24年はひと味違う―。コロナ禍だった20年以来、フルシーズンでは1988年以来となるワールドシリーズ制覇に向け、まず第一歩を踏み出した。6日(同7日)の第2戦ではダルビッシュ有投手(38)と対戦する。レギュラーシーズンでは5打数1安打と抑えられた大谷だが、真っ向勝負を挑む。

 大谷は「始まったばかりなので、まず初戦を取れたことはみんなで大いに喜ぶべきですし、明日にまたいい勢いを持っていきたいなと思います。(対ダルビッシュは)自分のいい打席を送りたいなと思うので、それがいい結果に結びつくんじゃないかなとは思うので。楽しんでいきたいなと思います」と意気込んだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください