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中野麟太朗は2打及ばず3位で日本勢4人目の制覇ならず 「まだまだだな」と悔しい表情…アジア太平洋アマ選手権

スポーツ報知 / 2024年10月6日 15時59分

優勝者を祝福する中野麟太朗(カメラ・岩原 正幸)

◆男子ゴルフ アジア太平洋アマチュア選手権 最終日(6日、静岡・太平洋C御殿場C=7217ヤード、パー70)

 62人が参加し、第3ラウンド(R)の残りと最終Rが行われた。第3Rを70で回り、最終Rを2打差3位から出た中野麟太朗(早大)は5バーディー、2ボギーの67で通算10アンダーの3位だった。

 丸尾怜央(日章学園高)が65で9アンダーの4位。隅内雅人(日大)が66で7アンダーの5位に入った。

 70の小林翔音(しょおん、日大)が5アンダーの7位。福住修(専大)は70で4アンダーの8位だった。

 本大志(アリゾナ大に進学予定)は71で1オーバーの19位。松井琳海空(りうら、香川西高)は69で2オーバーの24位となった。

 古瀬幸一朗(東北福祉大)が72で4オーバーの30位。佐藤快斗(日大)は71で9オーバーの43位。47歳の豊島豊(東千葉CC)は78で17オーバーの56位で終えた。

 67で回った丁文一(中国)が12アンダーで優勝し、翌年のマスターズ、全英オープンの出場権を手にした。

 中野麟太朗(前半に2ボギーで後退も、後半に意地の5バーディー。3位で21年中島啓太以来の日本勢Vならず。次戦は日本オープン)「この1年、この大会を目標にやってきて、まだまだだなと。(反撃が)遅すぎた…。悔しかったけど、足りなかったんだな。ショットは良くなりつつあるが、アジア一が懸かった大会でまだその精度はない。こういう場所に来ないと分からない」

 丸尾怜央(この日は29ホールをプレー。平均飛距離300ヤードの17歳が4位)「(5つ伸ばした)後半にすごいゴルフができたが、まだまだチャンスもあった。体重は去年から10キロ以上増えて80キロ。安定感も増した。(飛距離も10~15ヤード伸びて)景色が全然違う。今後はQTを受けて、プロ入りして来年は日本ツアーで頑張りたい。スコッティ・シェフラー選手(米国)を目標に頑張りたい」

 隅内雅人(最終ラウンドは66で5位。3つ伸ばした後の8番ダボを悔やむ)「8番で第1打が右ラフのくぼ地に行ってしまい、エッジから3回パットしてしまった。今日は60台前半を出せば、もしかしたらという感じでスタートした。もったいないプレーが多かった。起伏がある状態でのロングパットで、タッチやラインの出し方をもっと練習していかなきゃと思う。(大会に関して)海外選手とプレーする機会はあまり多くないので、良いモチベーションになった」

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