Ｊ２山形 Ｕ―２３マーケティング部プロデュースデーで快勝 子供たちも大喜び

くじを引く子供たち

◆明治安田Ｊ２リーグ　▽第３４節　モンテディオ山形２―０山口（６日・ＮＤソフトスタジアム山形）

　前半２分にＦＷディサロ燦（あきら）シルヴァーノ、同１２分にはＭＦ高江麗央と序盤に得点を重ねたモンテディオ山形が山口に２―０勝利。勝ち点を５４に伸ばして７位に浮上し、昇格プレーオフ圏内の６位仙台まで勝ち点１差に詰め寄った。この日は今年１月に発足したＵ―２３マーケティング部のプロディースデーとして、「ヒラメキパーク～可能性はムゲンダイ～」をテーマに子供たちが主役となるブースが数多く開かれた。

　「果物まるごとジュースだモン！」ではりんごとなしの２種類を用意し、子供たちが自らの手でジューサーを使って生搾りジュースをつくる工程を体験。「空飛ぶワクワクドローンサッカーだモン！」では普段なかなか触れることのないドローンを、子供たちが実際に操縦して楽しんだ。場外ステージではＭＦ狩野海晟、ＤＦ相馬丞の２選手が登場して○×クイズを実施し、多くの方々が参加。またスタジアムの電光掲示板も背景が緑色基調の黒板風に変わり、選手紹介などで使われた。試合後はマーケティング部の部員らも選手たちとともにゴール裏などにあいさつし、一緒に勝利のダンスを踊って喜びを分かち合っていた。