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「体がクソ雑魚すぎる」 渡辺雄太が開幕2戦目で左足首負傷し離脱濃厚

スポーツ報知 / 2024年10月7日 6時15分

第1Q、足を負傷しコートに倒れ込む千葉J・渡辺(カメラ・小林 泰斗)

◆プロバスケットボール▽りそなBリーグ 第1節千葉J80―61宇都宮(6日、千葉・ららアリーナ東京ベイ)

 4季ぶりの覇権奪回を目指す千葉Jは、新本拠地「ららアリーナ東京ベイ」(船橋市)で宇都宮を80―61で下し、開幕2連勝を飾った。新加入で、日本人2人目のNBAプレーヤー・渡辺雄太(29)が、デビューから2戦連続先発も、第1クオーター(Q)に左足首を負傷。アクシデントで予想外の交代となった。チームは、13得点を挙げた日本代表の司令塔・富樫勇樹(31)を中心に、途中出場の選手の活躍も光り、総合力で上回った。

 デビュー2戦目の渡辺に、いきなり悲劇が襲った。第1Q残り3分57秒、右コーナーから3点シュートを放つと、着地で左足首を負傷し、苦悶(くもん)の表情で倒れ込んだ。超満員9739人の場内も騒然。仲間の肩を借りながらすぐ、会場を去っていった。試合後、本人はXで「けがは自分の体がクソ雑魚すぎるだけの僕の責任」とポストした。

 また、負傷直前に渡辺にファウルを犯した宇都宮の比江島慎(34)にも配慮し「11月にまこ(比江島)と一緒に代表でプレーできるように治療&リハビリ頑張ります」と誓った。チームは負傷に関して、「今はお答えできることがない」と話すにとどめた。

 渡辺はこの試合、両チーム最初の得点を挙げ、3Pも成功と6分3秒で5得点。序盤から好調でグリーソン監督は、5日の開幕戦も含めて「(プレーした時間帯は)素晴らしい試合だったと思う」と称賛。今後は離脱が濃厚も、富樫は「全力で戻るために努力してくれると思う。彼がいない千葉Jは、今までの千葉J。心配ない」と言い切った。(小林 玲花)

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