大仁田厚、西村修に１２・８ＦＭＷＥ大会での再戦要求「川崎で負けているので、再戦をお願いしたい」

西村修に１２・８ＦＭＷＥ大会での再戦を要求した大仁田厚（左）

　今年レスラーデビュー５０周年を迎えた「邪道」大仁田厚（６６）が６日、東京・池袋の池袋ＨＵＭＡＸシネマズで行われた「『いかレスラー』２０周年記念＆西村修応援上映イベント」に登場した。

　今回のイベントは映画「いかレスラー」公開２０周年を記念し、同作の主演を務め、現在、ステージ４の食道がんの闘病中の西村修（５３）を激励する目的のもと、同作のメガホンをとった河崎実監督が企画したもの。

　西村とは８月２４日に富士通スタジアム川崎で開催された「テリー・ファンク一周忌追悼・大仁田厚デビュー５０周年記念大会・川崎伝説２０２４」大会メインイベントで激突している大仁田。この日の映画上映後、河崎監督、西村、西村応援団でタレント・せんだみつおの長男のせんだ雄太とともに舞台に上がってのトークショーが実現した。

　西村は「２０年、あっという間でしたね。うちの息子も見ていますけど。あっ、この時に作った子じゃないですよ」と話し出すと、「（改めて映画を観て）感無量というか、ひと言で言い表せないですね」と感動した面持ちで続け、大きな拍手を浴びた。

　大仁田が作品について「監督、劇中に（アントニオ）猪木さんとタイガー・ジェット・シンの新宿襲撃のモチーフが出てきたり、プロレス好きでしょ？」と河崎監督に問いかけると、「大仁田さんがプロレスに入ったきっかけって、ゼットンでしょ？　褒め言葉ですけどバカでしょ？　僕もプロレスとウルトラマンが大好きなんですよ」と即答。会場の爆笑を誘った。

　「続編を企画したいんだけど、いかがでしょう？」と河崎監督が問いかけると、西村の５歳になる長男が登壇。監督からの「映画に出てくれるかな？」との問いかけに「いいよ」と答える微笑ましい一幕もあった。

　イベント終盤、大仁田は改まって西村に対し、「１２月８日、爆破アリーナでＦＭＷＥをやります。この間、川崎で負けているので、再戦をお願いしたい。１２月８日、空けておいて下さい。」と横浜・鶴見青果市場でのＦＭＷＥ年内最終戦の開催を発表した上で再戦を要求。この言葉に西村も「ぜひ、よろしくお願いします」と即答でした。

　トークの最後には、河崎監督から「大仁田さん、次の映画のオファー、お願いしますね」と公開出演オファーを受けた大仁田が「本当かよ？」と苦笑する一幕もあった。