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J2清水がFW北川航也&MF矢島慎也弾で水戸にドロー…2位転落も次節・山形戦で勝てば自力昇格決定

スポーツ報知 / 2024年10月7日 7時13分

清水エスパルス

◇明治安田J2リーグ 第34節 水戸2-2清水(6日・Ksスタ)

 清水エスパルスは水戸と2―2で引き分け、昇格決定はお預けとなった。前半だけで2失点。後半2分、FW北川航也(28)のゴールで反撃開始し、同37分に途中出場のMF矢島慎也(30)が同点弾を放り込んだ。今季最長を更新する9戦負けなしとしたが、勝った横浜FCと入れ替わって2位に転落。次節、20日のホーム・山形戦は勝つと自力で昇格が決定する。

 執念は見せたが、悲願は次節以降に持ち越しとなった。敵地には昇格を信じた4500人の清水サポーターが集結。スタジアムの半分近くをオレンジに染めたが白星には一歩届かなかった。昨季最終節、ドローで2位から4位に転落した因縁の地で歓喜とはいかず、MF矢島は「最低限の勝ち点1で良かった試合ではない」と悔しさをにじませた。

 2点を追う後半の立ち上がりから反撃を開始した。秋葉忠宏監督(48)はFWタンキらを投入し、布陣を2トップに変更する。同2分、ロングボールを収めた助っ人がラストパス。走り込んだ北川が右足で確実に仕留めた。今季11点目のエースは「タンキが強さを生かしていい折り返しをくれた」と感謝した。

 同37分には左サイドに入っていた矢島が「気持ちで振り抜いた」と豪快な右ミドルをねじ込んで追い付いた。今季6ゴールのうち、途中出場からは4点目。2点差を追い付いたのは今季初で、指揮官も「交代選手を含め評価できる」とたたえた。

 課題が残ったのは前半だ。序盤から自分たちのペースで試合を進めていたが同23分、自陣右サイドでのロストから突破を許し相手ファーストシュートで失点。先制点を奪われるのは直近6試合で5度目だ。「先制点を取れず、取られているのは大きな問題。全員が考えないといけない」と北川。同38分にはクロスから簡単に追加点を奪われ、指揮官も「緩さが出た。我々は結果の世界で生きている」と喝を入れた。

 幸い、次節(対山形)は20日で十分な時間を確保できる。王手の状況は変わらず、勝てば3位・長崎の結果にかかわらず自力での昇格が決まる。「一体感を持って戦いたい」と矢島。万全の準備を整え、今季無敗の本拠でクライマックスを迎える。(武藤 瑞基)

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