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J2仙台 秋田との東北ダービーで痛恨の黒星…クラブ設立30周年記念試合も6位に後退

スポーツ報知 / 2024年10月7日 7時47分

試合後、悔しげな表情でサポーターにあいさつする仙台イレブン(カメラ・山崎 賢人)

◇明治安田J2リーグ 第34節 秋田1-0仙台(6日・ユアスタ)

 ベガルタ仙台はクラブ設立30周年記念試合と銘打ったブラウブリッツ秋田との東北ダービーで、0―1で敗れた。前半7分に先制弾を許すと、リーグ3位の守備力を誇る秋田の守備を崩せずに、6位に後退した。

 仙台はクラブの歴史を紡ぐ大事な一戦でゴールを奪えずに敗れた。試合終盤には一度ネットを揺らしたもののオフサイド。後半アディショナルタイム6分にはPKを獲得も、FW梅木翼が決めきれずに黒星。森山佳郎監督(56)は「事故が起こりやすい時間帯に、自陣で起こってしまったのが敗因」と悔やんだ。

 立ち上がりの悪さが全てだった。試合開始から秋田の勢いに押され主導権を握られると、自陣で多くの時間を費やした。嫌な流れの前半7分に右クロスを上げられてヘディングシュートを浴び、一度はね返したもののセカンドボールを頭で押し込まれて失点。「ボールをはね返すチャンスが3~4回あるなかで、しっかりとはね返せなかった」と監督は振り返った。

 同20分以降は落ち着きを取り戻しボールを保持したが、ゴール前での質に欠いた。後半では攻め込む時間帯が大半を占めたが、中盤でのパスミスなども多く流れを悪くした。ラストプレーとなったPKではイレブンにボールを託され、梅木がゴール左を狙ったがGKに阻まれて試合終了。「ギリギリを攻めたつもりでしたけど、うまくタイミングが合ってしまった」。悔し涙を流しながらサポーターに頭を下げた。

 6位に順位を落としたチームは次節(19日)に首位・横浜FCとユアスタで戦う。J1昇格プレーオフ圏内(3~6位)をめぐる争いは4位から8位まで勝ち点4差と大混戦で、絶対に負けられない。指揮官は「僕たちは得失点差が少ない(+2)ので、勝ち点が並ぶと順位が下にいってしまう。ここから全部勝つ気持ちで準備したい」と前を向いた。(山崎 賢人)

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