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札幌マラソン 女子ハーフマラソン10・20歳代で塩崎日奈さんが初優勝「一緒に走ってくれた仲間のおかげです」

スポーツ報知 / 2024年10月7日 8時58分

女子ハーフ10・20歳代で優勝した塩﨑日奈さん

◆報知新聞社主催 第49回札幌マラソン(6日、札幌・真駒内セキスイハイムスタジアム発着日本陸連公認コース)

 さわやかな秋空の下、94歳を最高に1万1796人の老若男女が健脚を競った。女子ハーフマラソン10・20歳代は塩崎日奈さん(28)=オリゴノール=が1時間21分13秒で初制覇した。(天候晴れ、気温18・3度、湿度66%、無風=午前9時半現在)

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 念願の初優勝だ。2位に1分12秒の差をつけての自己ベストでゴールした塩崎さんは「一緒に走ってくれるチームの皆さんに刺激をもらえたからです」と息を弾ませた。

 2年前の2位が自己最高成績だったが、この1年はこれまで以上に走る量を少しずつ増やしていった。チームの先輩、藤澤舞さん(50)から「練習はウソをつかないね」と祝福されて、喜びを分かち合った。

 札幌静修高では陸上部だったが、全国大会の出場経験はなく、目立った戦績もなかった。名寄市立大時代はたまにナイトランに参加する程度。クラブには所属しなかった。しかし、走る喜びは忘れられず、卒業後はランナーを始めとするアスリートを支えるサプリメントを製造するアミノアップ(札幌市)に就職。走る仲間にも恵まれた。

 この日もスタート前に抗酸化作用があり、パフォーマンス向上が期待できるという同社の看板商品「オリゴノール」を飲んでから臨んだ。結果でその効果を証明して見せ「いい報告ができそうです。これから少しずつでもタイムを上げていけたら」と笑顔だ。20代後半になってもピークは感じていないという。

(甲斐 毅彦)

 〇…男子10キロの10・20歳代を制した工藤大河さん(ゼビオアリオ店)は中学3年時以来14年ぶりのタイトル。「アキレスけんのケガで出られなかった昨年の分まで」との思いで先頭を走り続けた。仕事と陸上クラブのコーチも兼任しており練習時間は限られるが「体づくりを進めて、ハーフ、フルマラソンにも挑戦したい」

 〇…3キロファンぺアは伊藤章人さん(45)と航(わたる)君(11)の父子がサッカー日本代表のユニホーム姿で走り、優勝した。航君は西園・福井野サッカー少年団のMF。マラソンを趣味とする父に「走る力は必ず役立つ」と引っ張られて参加し、結果を出した。走力に自信をつけた航君の目標はサッカーでの「全道大会出場」だ。 

 〇…小学4~6年3キロを制したのは高山洲魁君(すかい)=とんでんRC、6年=。「坂道は思ったよりきつかった」と言いながらも呼吸が乱れぬ圧巻のランだった。1500メートル走の自己ベストは4分43秒と小学生離れしているが「もっと速い人がいます。中学では全道大会に行けるよう頑張ります」と向上心を見せた。

 〇…ハーフマラソン男子70歳以上は金田一彦さん(72)=札幌市=が昨年の記録を1秒更新して2連覇に成功した。これまで出場したマラソン大会での優勝回数は本人によると約90回。同世代との競争では負けることもあるそうで「今回はご褒美。生涯スポーツとして長く走りたい」と笑った。

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