ダルビッシュ有、無死満塁の大ピンチを犠飛の1点で切り抜ける
スポーツ報知 / 2024年10月7日 9時44分
◆米大リーグ・地区シリーズ第2戦 ドジャース―パドレス(6日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
パドレス・ダルビッシュ有投手(38)が6日(日本時間7日)、地区シリーズ第2戦の敵地・ドジャース戦に先発し、初回は無失点で立ち上がった。
いきなり迎えた先頭打者は大谷翔平投手(30)。カットボールとカーブを低めに連投し2ボール。3球目は低めにスイーパーを投げてストライク。4球目は内角低めへ94・8マイル(約152・6キロ)の直球で空振りを奪った。カウント2-2からの5球目、外角に外れるスライダーで空振り三振にしとめ、第1ラウンドはダルビッシュの勝利となった。
ベッツには左越え本塁打寸前の当たりを打たれたが、左翼プロファーがホームランキャッチ。続くフリーマンの打席ではピッチクロック違反を犯したものの、カウント2―2からスプリットで空振り三振にしとめた。
2回、先頭のT・ヘルナンデスに中前打、マンシーに一塁線を抜かれ無死一、三塁のピンチを背負った。続くスミスにはカウント1-2から明らかなボールを3球続けて四球を与え、首をかしげた。無死満塁とすると、続くラックスに左犠飛を打たれ、初失点を喫した。なお1死一、二塁でピンチをは続き、エドマンに一塁線へ強烈な当たりを打たれたが、アラエスが好捕。そのままベースタッチし一直併殺。大ピンチを1失点で切り抜けた。
今季のポストシーズンは初登板のダルビッシュ。ポストシーズンは22年以来2年ぶりの登板で、これまで11試合に登板して4勝6敗、防御率4・19の成績を残している。今季は個人的な事情による制限リスト入りなど離脱期間も長く、16登板で7勝3敗、防御率3・31。ブレーブスとのワイルドカードシリーズはベンチ入りしてブルペン待機したが2戦連続で出番はなかった。
前日5日(同6日)の試合前に行われた会見では「トップレベルに強いチームなので、パドレスとしても、サンディエゴとしても、ドジャース、LAに勝ちたいというのはあると思う」と闘志を燃やしていた。大谷とは今季日米通じて初めて対戦して5打数1安打。日本ハムの背番号「11」対決へは「大谷君だけじゃなくて、他にも素晴らしい選手がいるので、全員にしっかり集中して投げたい」と口にすれば、大谷も試合後に「チームでしっかりとアプローチをしたいなと思います。素晴らしい投手なので、一丸となってしっかり得点できるように頑張りたいなと思います」と気合を入れていた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ダルビッシュ有、大谷封じ7回1失点で勝利「一球一球、大谷君の反応を見ながら投げてました」
スポーツ報知 / 2024年10月7日 12時14分
-
ダルビッシュ有2年ぶりポストシーズン勝利、大谷を3打数0安打に封じる…自己最長7回1失点
スポーツ報知 / 2024年10月7日 12時6分
-
ダルビッシュ有、大谷翔平と3打席対戦し封じる…第3打席では球速差32キロのカーブ
スポーツ報知 / 2024年10月7日 10時58分
-
ダルビッシュ有、5回まで1失点 2シーズンぶりポストシーズン勝ち投手の権利
スポーツ報知 / 2024年10月7日 10時32分
-
ダルビッシュ有、大谷相手に徹底して低めにボール集める…2打席目は一ゴロに封じる
スポーツ報知 / 2024年10月7日 10時0分
ランキング
-
1凱旋門賞、日本競馬の悲願叶わず シンエンペラーは12着、武豊騎乗アルリファーは11着…優勝は2番人気ブルーストッキング
THE ANSWER / 2024年10月6日 23時25分
-
2戦力外通告は1週間で8球団70人 元ドラ1は3人、2軍でタイトル獲得も…未発表は4球団
Full-Count / 2024年10月7日 7時55分
-
3初回3失点も「特別なことは…」 ド軍勝率0%を跳ね返した大谷翔平の“鬼メンタル”
Full-Count / 2024年10月6日 19時12分
-
4清宮幸太郎は「来年40本いける」 7月からの急激進化…衝撃の15/66「本物感漂う」
Full-Count / 2024年10月7日 8時10分
-
5大谷翔平がダルビッシュ有の前に3打席連続凡退 117キロカーブなどでダル翻弄
スポーツ報知 / 2024年10月7日 10時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください