増田恵子、８月に夫・桑木知二さんが死去していた…すい臓がん 享年７０

増田惠子

　女性デュオ「ピンク・レディー」の増田惠子（６７）の夫・桑木知二さんが、すい臓がんのため８月２１日に亡くなっていたことが分かった。増田の公式サイトで公表された。７０歳だった。

　増田はコメントを発表。「皆様へこの度の訃報のご連絡がこの段になりました事、どうかお許し下さい。夫　桑木知二は、昨年暮れ辺りから体調を崩しがちになり、今年３月に膵（すい）臓癌が見つかり、その後肝臓にも転移し末期と診断されました」と経過を公表した。

　さらに「その間二人で多くの事を語り合い、治療は続けつつも『命の長さよりも生活の質を選ぼう』『笑顔に満たされた温かな時を一緒に過ごそう』と決め、１分１秒を大切に過ごして参りました。８月のライブに向けても『必ず観に行くからね』と言っていましたが、それも叶わず旅立ちました」と、８月２４日のライブを見ることはかなわなかったことを明かした。

　「トモは、歌っている私が大好きでした。私ももちろん歌う事が大好きです。ですので、これからも歌い続けている私を温かく包んでくれると思います。皆様、これからも今までと同様に温かく見守って頂けましたら幸いです」と天国へ思いをはせた。

　増田と音響会社社長だった桑木さんはテレビ番組を通じて古くからの知り合いで、増田からプロポーズし２００２年６月に電撃結婚した。結婚会見では音符をデザインした結婚指輪を披露。「遠回りしたけれど、お互いいろいろな経験をしたところでもう一度出会って結ばれたのかな」と話していた。