増田恵子、夫・桑木知二さん死去3日後のライブで不思議な体験「光るまゆの様な物に包まれて…」
スポーツ報知 / 2024年10月7日 16時9分
女性デュオ「ピンク・レディー」の増田惠子(67)が7日、夫の桑木知二さんがすい臓がんのため8月21日に死去していたことを公表した。享年70歳。増田はブログで経過を詳細に明かした。
桑木さんに最初の変調が生じたのは昨年5月で、一緒に歩くと息が上がり「運動不足じゃない?そうだね!と笑って話してた」という。昨年12月になると物が二重に見える目の不調を訴え、年が明けて2月に脳ドック、眼科を受診をするも原因は分からず、3月に主治医の検査ですい臓がんが見つかったという。「今から5年前に、ステージ1にも満たない肺癌(がん)を見つけて頂き、早期発見で抗癌剤も必要のない摘出だけで免れ、その後年三回の検査でも何処にも異常はなかったのに…」と回想した。
目の不調は「橋本病」で投薬による改善したものの、発見当初ステージ2bだったすい臓がんは肝臓へ転移。「ステージ4の末期と診断されたのは、4月初旬頃」で、増田は桑木さんに抗がん剤治療をしてほしいと依頼した。ただ医師から「抗癌剤を受けなければ4ヶ月、受ければ13ヶ月」と告知され、「命の長さではなく、生活の質を選ぼう!笑顔に満たされた、少しでも元気で温かな時を一緒に過ごそうと決めました!」と決意。その後の日々は「現に、ずっとトモは元気でした!癌なんて嘘じゃない?と思うほど」だったと振り返った。
主治医からは増田は仕事をキャンセルするよう勧められたが「それは私が壊れてしまうと」と拒否。桑木さんも「キャンセルする必要はないよ、歌いなさい!ケイは歌っている時が一番幸せそうだよ」と言ってくれたという。
8月24日に行ったライブは、桑木さんが闘病中なこと、3日前に死去したことは「私が壊れそうだったから」誰にも言わず、舞台に立った。「横浜のライブは不思議な感覚でした。私はあたたかな黄金色に光るまゆの様な物に包まれてステージに立っていました。優しい光を発して・・あれはトモです!トモが私を包んでいてくれる安心感がありました。これからも、ずっとステージに立つ時はいつでも」と不思議な感覚だったことを明かした。そして「そして皆さんも、これからもずっとずっと私と一緒にいて下さいね!そして最後に皆さん、トモに優しく接してくれて、トモを慕って下さって、本当に本当にありがとうございました」と感謝した。
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