1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神】岡田監督ポストシーズンに集中 連続日本一へ「2年間の集大成」 退団発表後初の公の場で心境語った

スポーツ報知 / 2024年10月8日 5時0分

全体練習でシート打撃を見る岡田彰布監督(カメラ・谷口 健二)

 阪神・岡田彰布監督(66)が7日、今季限りでの退任が3日に公になってから初めて取材に応じ、球団初の2年連続日本一に挑む心境を語った。甲子園での全体練習後に着席して約8分間。勇退の経緯や感情は「別に何にもないよ、そんなん」と流し、ポストシーズンに集中した。普段通り、培ってきた岡田野球を体現するだけ。「そういうことや。2年間のな、集大成やんか」と、うなずいた。

 6日に選手、コーチらに退任を伝え、球団も公表した。進退について周囲が騒がしかったが、これで区切り。口を閉ざしていた岡田監督も“通常”に戻った。全日程を終えた3日のDeNA戦(横浜)でナインに伝えることも考えたが、遠征に同行していない投手もいたため「全員集まるのが昨日(6日)やった」と明かした。

 これから選手に伝えることは「ないない。きのうも、そんなん何も言うてない。みんなやること分かってるやん」。2年間の積み重ねでの勝負に「できんかったら負けるだけや」と、腹をくくった。シート打撃では、12日の第1S初戦に先発する才木が調整。森下、大山、佐藤輝の中軸が安打を放った。「試合にならな分からへん、練習でバンバン打っても。一発勝負やから」と冷静だが、8、9日も同じ形式で実戦感覚を戻す。

 集大成に臨むチームに「いやあ、成長してないよ。成長してたら勝ってるよ」と苦笑い。岡田監督らしく、辛口ジョークで連覇を逃した悔しさも胸に刻んだ。「何もないよ」と報道陣の前に現れ、去り際も「もう何もないよ。当日、試合を全力でやるだけやん」と終始、淡々。最後まで常に大切にしてきた「普通」が土台だ。(安藤 理)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください