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「思いきりを持ちながらも冷静に」巨人・オコエ瑠偉、19年に千賀から一発 “CS男”再現だ

スポーツ報知 / 2024年10月8日 5時15分

フリー打撃で打ち込むオコエ(奥は二岡ヘッド=カメラ・小林 泰斗)

 巨人・オコエ瑠偉外野手(27)が大物攻略を再現し、「CS男」を襲名する。楽天時代の19年CS第1S・ソフトバンク戦で、4年連続2ケタ勝利中だった千賀(現メッツ)から豪快な一発を放って勝利に貢献。大一番でエースを打ち砕いた実績を持つ背番号50は、大胆さと冷静さを兼ね備えて短期決戦に臨む。

 「あの時は一か八かで、若かったので勢いだけで『いったるわ!』って。そういう勢いは大事。今はあの時と立場も違うし、結果を残さないといけない。成績や傾向を踏まえて攻めてくるので、思いきりを持ちながらも冷静にやりたい」

 シーズン中とは異なる配球も想定。「『レギュラーシーズンだったらこうだったよな』という常識を持たずにやりたい」。その上で、一線級の投手攻略には吹っ切ることも必要と心得る。「『打てないのも当たり前』という気持ちでいける。そう思いながらもこれまで千賀さんや(菊池)雄星さんとかを打ってきた」と明かした。

 今季は68試合で打率2割6分1厘、3本塁打、13打点。途中出場を中心に走攻守で支えた。最終盤は2番として5試合連続スタメンと存在感を発揮。「ずっといい状態でやれている」と手応えはある。この日は東京Dで調整し、今後はフェニックス・リーグに参加予定。阿部監督が丸以外は白紙としているCS最終Sでの外野スタメンへ向け、重要な時間になる。「間隔が空いているので、試合の入り方や打席の感覚を確認していきたい」。強心臓の男が大舞台で会心の一撃を再現する。(宮内 孝太)

 ◆オコエの千賀撃ち 楽天時代の19年10月5日、ソフトバンクとのCS第1S初戦に「9番・中堅」で出場。2点を追う3回先頭で千賀の直球を捉え、左翼席へCS初本塁打を放った。この一撃が反撃ムードを呼び、一発攻勢で逆転勝利した。

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