ドジャースのロバーツ監督、“鬼門”プレーオフで苦闘ベッツに変わらぬ期待…

ベッツに変わらぬ期待を寄せるロバーツ監督（カメラ・村山　みち通信員）

　ドジャースとパドレスによる地区シリーズ第３戦は８日（日本時間９日）、場所をパドレスの本拠サンディエゴに移して開催される。７日（同８日）にはペトコパークで前日練習などが行われた。

　前日の第２戦では３番フリーマンの途中交代、ファンによる物の投げ入れで中断するなど、荒れた試合となりドジャースが２―１０で敗れ、対戦成績は１勝１敗となった。

　２番ベッツは初回に左越え本塁打と思われた打球をキャッチされ、２試合で６打数無安打。これだけでなく、敗退した２１年のリーグ優勝決定戦から昨季まで、プレーオフでは４８打数６安打と、数年単位で不振が続いている。

　ロバーツ監督はこの日の会見でベッツの状態を問われ「不安からか分からないが、過去のパフォーマンスのプレッシャーがにじみ出てきている。彼が息を吹き返すと信じている。彼には才能がある」と話した。そして「プレーオフ男と言われた選手でも、数字上で抜きんでた活躍はしていない。つまりムーキーにはいつも通りプレーして欲しい」と続け、変わらぬ期待をかけていた。