1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

河村勇輝、NBAプレシーズンマッチで“デビュー”約9分プレーで5得点、3アシスト いきなり3P沈めアピール

スポーツ報知 / 2024年10月8日 11時31分

◆NBA ▽プレシーズンマッチ グリズリーズ121―116マーベリックス(7日、米テキサス州=アメリカン・エアラインズ・センター)

 バスケットボール男子のパリ五輪日本代表で、NBAグリズリーズとキャンプ参加のための「エキシビット10」契約を結んだ河村勇輝が、プレシーズンマッチのマーベリックス戦に出場。NBAで“デビュー”を果たした。第4クオーター(Q)途中から出番を得て、9分16秒プレーして、5得点、3アシストを記録した。

 河村は前半は出番がなく、グリズリーズのウェアを着てベンチの端に座り、試合を見守った。チームメートの好プレーには立ち上がってリアクションする姿もあった。後半も第3Qは出られずも、第4Q残り9分16秒、ついに名前を呼ばれ、NBAのコートへ。同Q残り8分42秒、最初に左コーナーから3ポイントシュートを放ち、いきなり決めた。

 河村は試合終了まで出続け、ドライブからファウルをもらい、フリースロー2本を沈めるなど活躍。ゴール下で空いた味方へ、的確にパスを通し、アシストも記録した。

 チームは121―116で勝利した。

 次は10日(日本時間11日)にプレシーズンマッチで、ホーネッツと戦う。

 河村は7月、グリズリーズとの「エキシビット10契約」に合意したことを発表。同契約は、シーズン開幕までにNBAと下部Gリーグを一定期間行き来できるツーウェー契約に切り替え可能で、それ以外でも他チームに獲得意思を問うウェーバーを経て、傘下のGリーグチームに加わる道がある。

 9月に渡米し、出発前の羽田空港では取材で「ワクワクもしていますし、緊張ももちろんある。すごくいい経験になると思うので楽しみ。こんなに早く、まさか僕のバスケットボール人生でNBAに挑戦する日が来るなんて、正直ほんとに思ってもなかった。時間はもしかしたらかかるかもしれないが、自分と向き合って成長して、必ずNBAのコートに立ちたい。自信はもちろんある」と決意を語っていた。

 10月1日からチームのキャンプに参加。3日間を終え、「やれるという感覚がすごく強かった」となどと手応えを口にしていた。

 日本人初のNBAプレーヤーはポイントガードの田臥勇太(現・宇都宮)で、2004年にサンズでデビューした。2人目は2018年にグリズリーズでデビューした渡辺雄太(現・千葉J)で、そこからラプターズ、ネッツ、サンズと渡り歩き、最後もグリズリーズで計6季をプレーした。次は2019年にドラフト全体9位でウィザーズに入団した八村塁で、現在はレイカーズに移籍し、今シーズンNBA6季目を迎えている。河村は、日本人4人目の日本人NBAプレーヤーを目指す。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください