【秋華賞】紫苑Ｓ２着のミアネーロは栗東滞在で好気配 陣営「だいぶ上積みがあると思う」

紫苑Sを制したクリスマスパレード（左）、２着にミアネーロが続いた

◆第２９回秋華賞・Ｇ１（１０月１３日、京都・芝２０００メートル）＝８日、栗東トレセン

　紫苑Ｓ２着のミアネーロ（牝３歳、美浦・林徹厩舎、父ドゥラメンテ）は２日に美浦を出発し、４日から栗東で調整を行っている。田中助手は「思ったより落ち着きがあります。精神的にも成熟してくれています」と順調ぶりを伝えた。

　前走は勝ち馬が２番手から早めに抜け出す中、中山の急坂を猛然と迫り、首差２着まで追い上げた。田中助手は「一番強い競馬だったと思います。津村ジョッキーも、うまく乗って能力を引き出してくれました」とたたえる。本番に向けて、「体にパワーがついてきたかな。１回使って、だいぶ上積みがあると思います」と力を込めた。