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【高校野球】小松大谷が関東第一を破り決勝へ ナインは大谷ポーズ披露 松井秀喜氏以来の石川勢V狙う

スポーツ報知 / 2024年10月8日 14時20分

関東第一に1失点完投した小松大谷の西川大智

◆国民スポーツ大会 高校野球硬式 ▽準決勝 小松大谷6―1関東第一(8日・佐賀県立森林公園野球場)

 準決勝が行われ、夏の甲子園16強の小松大谷(石川)が、同準優勝の関東第一(東京)を破り、決勝進出を決めた。先発のエース右腕・西川大智(3年)が、4安打1失点で完投。打線は0―0の2回に、関東第一のプロ注目右腕・坂井遼(3年)から、石浦慈人右翼手(3年)の右越え2ランを含む5連打で一挙5点を奪った。

 今夏の甲子園では、初戦で明豊(大分)、2回戦で大阪桐蔭を破って16強に進出。西川は、大阪桐蔭戦で92球のマダックス(100球未満での完封)を達成した。この日も、関東第一打線を100球で完投。「無駄な失点が1点あったので、それがなかったらほぼ完璧。関東第一さんの打ち方的に、高めに目をつけられていたのは分かったので、低めを投げて打ち取ろうという感じだった」と振り返った。

 チームは、ヒットが出る度にドジャース・大谷翔平投手が行う「ヘッドバンプ」や「ヒップロックポーズ」を披露。乗りに乗るナインが、石川勢としては松井秀喜氏を擁した1992年の星稜以来、32年ぶりの優勝を狙い、京都国際―明徳義塾(高知)の勝者に挑む。

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