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【高校野球】明徳義塾が京都国際を撃破!10年ぶり決勝進出 2年生左腕・池崎安侍朗が136球完投勝利

スポーツ報知 / 2024年10月9日 5時0分

136球で完投した明徳義塾・池崎(カメラ・瀬川 楓花)

◆国民スポーツ大会 高校野球硬式 ▽準決勝 明徳義塾3―2京都国際=延長10回タイブレーク=(8日・佐賀県立森林公園野球場)

 準決勝2試合が行われ、夏の甲子園16強の明徳義塾(高知)が、王者・京都国際を延長10回で破り、2014年以来10年ぶりの決勝進出を決めた。甲子園・鳥取城北戦で95球のマダックス(100球未満での完封)を達成した2年生左腕・池崎安侍朗(あんじろう)が、7安打2失点(自責0)で完投した。

 2年生左腕が夏王者を封じた。3―2のタイブレーク延長10回2死一、三塁、池崎は3番・沢田遥斗中堅手(3年)を空振り三振に仕留め、30個目のアウトをもぎ取った。「完投するつもりで、最初からやってやろうと。自信になります」。136球の力投で、最後の公式戦となる3年生を決勝の舞台に導いた。

 7回に勝ち越しを許し、8回には右太ももに打球を受けたが、逆に「変な力が抜けた」。10回には右手に打球を受けるなど、アクシデント続きも、同学年で甲子園胴上げ投手になった西村一毅との投げ合いに一歩も引かなかった。

 センバツ出場に関わる秋季県大会準決勝が12日に、勝てば13日に決勝を控える。池崎は6日の大社(島根)との初戦も救援で71球を投げており、計207球を投じたが「調整も考えながら。(疲労は)大丈夫です」とキッパリ。3年生最後の大会との両立に頭を抱えていた馬淵史郎監督(68)も「もう勝とうが負けようが帰るのは明日(9日)なので。どうせ帰るなら勝って帰りたい。勝機があれば後半、池崎も」と、10年ぶりの優勝を狙いに行く。(瀬川 楓花)

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