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博多座スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」初日 中村壱太郎「千秋楽まで毎日『満員御礼』を公約に…」隼人、團子、米吉と鏡開き

スポーツ報知 / 2024年10月8日 23時48分

博多座「ヤマトタケル」が初日を迎え、ファンと一緒に写真に収まる(左から)中村壱太郎、中村隼人、市川團子、中村米吉

 歌舞伎俳優の中村隼人、市川團子、中村壱太郎、中村米吉が8日、福岡・博多座で初日を迎えたスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」(22日・千秋楽)に出演した。公演に先立ち、劇場正面の大階段で鏡開きを行い、約400人のファンがつめかけた。

 「ヤマトタケル」は1986年に初演されたスーパー歌舞伎の第1弾。博多座では11年ぶりの上演となる。最初に隼人が「新橋演舞場から始まり、名古屋、大阪、そして博多座が集大成です。この4人が集結するのは、この博多座が初めて。38年前に團子くんのおじいさま(猿翁さん)が歌舞伎の未来のために作ったと言っても過言ではないこの作品が受け継がれています。作品の持っているパワーに負けないように必死に勤めて参ります」と意気込みを語った。

 猿翁さんの孫である團子は「2000年の11月に、祖父がスーパー歌舞伎の『新・三国志』で博多座に出演しました。私も昨年2月に同じ『新・三国志』で博多座の舞台に初めて立たせていただきました。母が福岡出身で私自身も福岡生まれということで、『ヤマトタケル』の集大成の舞台を博多座で勤めさせていただくことを本当にうれしく思っております」と福岡の縁を明かし、喝采を浴びた。

 壱太郎は「きょうは團子くんと米吉くんが主人公とヒロインでございますが、きょう見て安心しないでください。私と隼人くんのバージョンもございます! たくさんのバージョンでご覧いただきたいと思います」と呼びかけ、「満員御礼の日も立見席が出るということで当日券もございます。千秋楽まで毎日『満員御礼』を公約に掲げまして、乗り切っていきたいと思います」とアピールした。

 米吉は「今回の公演は(交互出演)で8パターンの上演の形がございます。8つ全部とは言いませんが、少なくとも4つは見ていただけたらと思います。『ヤマトタケル』は次にいつ上演されるかわかりません。どうかお見逃しのないよう、ぜひご通行中の皆様も、通りの向こうの皆様も、博多座にどうぞよろしくお願いいたします。博多座の25周年という記念すべき年でございますので、悔いのないよう良い公演にできるよう勤めます」と力を込めた。

 この日の公演は團子がヤマトタケル、米吉が兄橘姫・弟橘姫を演じ、交互出演の隼人は帝の使者を、同じく交互出演の壱太郎はみやず姫を勤めた。この日は立見が出るほどの満員御礼。躍動する若手俳優たちと初演から参加するメンバーらも脇を固めた充実の舞台に、客席からは万雷の拍手が贈られた。

 博多座はスーパー歌舞伎創始した猿翁さんが「スーパー歌舞伎座」と呼んだほど充実の舞台機構を誇り、スーパー歌舞伎と相性のいい劇場。猿翁が愛した博多座の25周年イヤーに、花形俳優たちの「天翔ける心」が博多っ子を魅了する。

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