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駒大の佐藤、東洋大の石田、中大の吉居、日体大の高村がメンバー入り 全日本大学駅伝

スポーツ報知 / 2024年10月9日 14時57分

東洋大・石田洸介

 今季の学生3大駅伝第2戦、全日本大学駅伝(11月3日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)のチーム登録が9日、発表された。

 大会最多の5年連続17回目の優勝を目指す駒大は主将の篠原倖太朗(4年)、前回8区区間賞で優勝のゴールテープを切った山川拓馬(3年)、同5区2位の伊藤蒼唯(3年)、期待のルーキー桑田駿介(1年)らがメンバー入りした。前回2区区間新記録で区間賞をマークした佐藤圭汰(3年)は、今季開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)では登録メンバー10人から外れたが、全日本大学駅伝では登録メンバー入り。故障から復活途上の佐藤が駒大の鍵を握りそうだ。

 前回2位で、6年ぶり(5大会ぶり)5度目の優勝を狙う青学大は、原晋監督(57)が「駅伝男」と絶対の自信を寄せる太田蒼生(4年)と黒田朝日(3年)のダブルエースに加え、今季絶好調の鶴川正也(4年)ら出雲駅伝登録メンバーに加え、主将の田中悠登(4年)、5000メートルで日本高校歴代2位(13分28秒78)の自己ベスト記録を持つルーキーの折田壮太、黒田朝日の弟の然(1年)らがメンバー入りした。

 前回3位の国学院大はエースで主将の平林清澄(4年)、副将の山本歩夢(4年)、主力の青木瑠郁(3年)、辻原輝(2年)ら盤石なメンバーだ。

 前回4位の中大は、箱根駅伝予選会(10月19日、東京・立川市)の登録メンバー14人から外れた主力の吉居駿恭(3年)、溜池一太(3年)がメンバー入りした。

 関東地区選考会1位通過の東海大は、箱根駅伝予選会ではメンバー外の兵藤ジュダ(3年)、竹割真(3年)がメンバーに入った。

 同2位通過の東洋大は出雲駅伝の登録から外れたエースの石田洸介(4年)と主将の梅崎蓮(4年)が復帰。昨季の学生3大駅伝はすべて欠場しながら今季は5月の関東学生対校1万メートルで28分8秒29の自己ベストで6位に入賞した石田の復活の走りが注目される。

 注目選手のひとりが日体大の高村比呂飛(ひろと、4年)だ。800メートルで1分47秒52、1500メートルで3分42秒76の自己ベスト記録を持つスピードランナーで9月の日本学生対校では1500メートルで優勝した。学生ラストシーズンには駅伝にも挑戦。「夏合宿の前半は駅伝チームで、後半は中距離チームで練習をしました。全日本大学駅伝は1区(9・5キロ)か2区(11・1キロ)を走りたい。(20キロ超の)箱根駅伝にもチャレンジします」と前向きに話す。日体大の大先輩の石井隆士さんは1500メートルの日本記録保持者(当時)でありながら箱根駅伝1区でも区間新記録(当時)をマーク。偉大な先輩に続く高村のチャレンジは今季の駅伝シーズンの見所のひとつになる。

 オープン参加する日本学連選抜は、今年1月の箱根駅伝6区で区間賞を獲得した法大の武田和馬(4年)ら14人で編成された。

 開幕戦の出雲駅伝と第2戦の全日本大学駅伝は、箱根覇者の青学大、昨年の出雲と全日本を制した駒大、平林をはじめ戦力充実の国学院大、昨季は3大駅伝すべてでチーム最高成績(出雲2位、全日本5位、箱根3位)の城西大、エース山口智規(3年)を中心に好調の早大などが激しい優勝争いを展開しそうだ。

 全日本大学駅伝は10月9日に選手16人を登録。その中から10月31日正午までに1~8区の選手と補欠5人を登録。レース当日の午前6時30分まで区間登録選手と補欠登録選手を3人以内、交代できる。

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