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「幸運にもヘルメットに当たった」パドレス・マチャドの“疑惑”走塁が一挙6得点呼び込む

スポーツ報知 / 2024年10月10日 5時20分

◆米大リーグ・地区シリーズ パドレス6―5ドジャース(8日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 勝負を分けたのは“疑惑の走塁”だった。パドレスが1点を追う2回無死一塁。メリルの一ゴロを捕球したフリーマンは座ったまま二塁へ送球したが、ボールがマチャドの頭に当たって(記録はフリーマンの失策)、無死一、三塁に。その後にタティスの2ランなどの一挙6得点につながった。

 マチャドの走路は一、二塁間の内側の芝生部分に入るほどで、最短距離の走路から大きく外れていた。故意に送球に当たりにいったようにも見えたが、「送球をよけるために内側に入った。幸運にもヘルメットに当たったので進塁できた」と説明。フリーマンは「自分でも同じことをしたと思う」と自らの送球ミスを猛省。ロバーツ監督も「チャレンジを要求できるプレーではなかった。頭の痛いプレーだった」と問題視せず、シルト監督は「あれは素晴らしいプレーだ」と得意げにたたえていた。

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